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2011年6月15日 (水)

かぶりモノ作業&造型の原点

今日は午後からかぶりモノ作業の日。荘太と2人でひたすら製作。物語が本公演並みと言うことは、かぶりモノの数も当然多くなる。わかっていたことなんだけどねぇ・・・。

造型魂がちょっとなえそうな時に、デアゴの新シリーズ「SF特撮DVDコレクション」創刊号が届く。創刊号の収録エピソードは、「サンダーバード第1話」と「謎の円盤UFO第1話」。どちらも大好きな番組で、特にサンダーバードは小さな頃に見て以来ずっとファン。自分が造型に燃えるようになった原点でもある。

なぜ造型に燃えたか?それは、「おもちゃは手作りのみ」という父親の教育方針があり、絶対プラモを買ってもらえなかったから。欲しかったら自分で作るしかなかったのだ!

と言っても、技術も何もない小学校低学年。広告の裏紙をはさみで切って出来たのは全然形が違う不細工な2号。以来、新たな技術を身につけると、まず2号を作っていた。中学でプラ板に出会い強度が増し、高校でパテを使うことを覚え、曲面製作も可能になった。紙でデコボコしていた2号が、自分の技術向上と共に、だんだん本物に近づいていく感動。

一つのイメージを、諦めずにいつまでも追求する感覚は、この経験で磨かれたんだと思う。

我が家の教育方針には今でこそ感謝しているが・・・でも、やっぱり、小さなころはおもちゃが欲しかったなぁ。ちょっと悲しい原点。そして、今、大人買いをしてしまう原因。

書き出すときりがなくなるサンダーバードの思い出。今日は、これが届いたおかげで元気が出てきたよ!

大塚ムネトの不定期日記