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2011年7月

2011年7月 5日 (火)

映画の脚本が出来るまで&いよいよ撮影

東京公演を観た配給会社の方から「映画を作れないか」という話をもらったのが3年前。忙しすぎてなかなか形にならず時間が経っていたが、去年、この話にワーナーも加わり、「家族で楽しめる50分弱の作品」と言う方向で映画製作が決定。ならば新幹線を主役にした「BORN TO RUN」が良かろうと、まずは本編を短く書き直すことから作業がはじまった。

年が明けて、元のニュアンスを残しつつ短くした脚本が出来ようとしていた時、東北で地震が起きた。全国ツアーでお世話になった街が流されていく映像に衝撃を受け、まずは募金活動など、すぐに出来る行動からはじめた。そして、全国公開が決まっているこの映画にメッセージを込めようと書き直し作業を続け、「0系長老と東北新幹線の出会い」と言う場面が追加で出来上がった。

そんなわけで、今回の映画は、「東北の子ども達に楽しんでもらいたい」というのが、ボクの一番の動機となっている。

今日から始まった撮影は、朝から夕方までは、元々の芝居部分を大人チームで撮影。頭の場面から、何台ものカメラで同時撮影。アングルを変えて、場面ごとに2回から3回やって次の場面へと言う流れ。夕方までに今日の予定分を撮り、夕方からセットがえをして、今度は子ども達との撮影。

今回ギンギラ初の試みとして、子どもたちに「子ども新幹線の役」を演じてもらっている。雄大が所属しているアクティブハカタの子ども達なので、みんなセリフもバッチリ、良い感じで演じてくれている。こちらも予定通りに終了。

2011年7月 4日 (月)

「映画&芝居」怒濤のスケジュール(7月末で情報解禁となったので更新)

今日から小屋入り。まずは映画の撮影から。なんと「BORN TO RUN」の映画化が決まり、明日と明後日で舞台を撮影するのだ。子ども達向けに再構成した45分の作品。東北の地震後に書き加えた場面もある。

映画は楽しいが、問題は撮影スケジュール。今日、月曜日は映画用の仕込みをして、火、水が撮影。で、木曜日に仕込みがえをして夜にゲネをやり、金曜から公演という、怒濤のスケジュールなのだ。

今日は、舞台や照明の仕込みで役者の出番はないので、楽屋にて衣裳やかぶりモノの準備など。まさに嵐の前の静けさ。

大塚ムネトの不定期日記