映画の脚本が出来るまで&いよいよ撮影
東京公演を観た配給会社の方から「映画を作れないか」という話をもらったのが3年前。忙しすぎてなかなか形にならず時間が経っていたが、去年、この話にワーナーも加わり、「家族で楽しめる50分弱の作品」と言う方向で映画製作が決定。ならば新幹線を主役にした「BORN TO RUN」が良かろうと、まずは本編を短く書き直すことから作業がはじまった。
年が明けて、元のニュアンスを残しつつ短くした脚本が出来ようとしていた時、東北で地震が起きた。全国ツアーでお世話になった街が流されていく映像に衝撃を受け、まずは募金活動など、すぐに出来る行動からはじめた。そして、全国公開が決まっているこの映画にメッセージを込めようと書き直し作業を続け、「0系長老と東北新幹線の出会い」と言う場面が追加で出来上がった。
そんなわけで、今回の映画は、「東北の子ども達に楽しんでもらいたい」というのが、ボクの一番の動機となっている。
今日から始まった撮影は、朝から夕方までは、元々の芝居部分を大人チームで撮影。頭の場面から、何台ものカメラで同時撮影。アングルを変えて、場面ごとに2回から3回やって次の場面へと言う流れ。夕方までに今日の予定分を撮り、夕方からセットがえをして、今度は子ども達との撮影。
今回ギンギラ初の試みとして、子どもたちに「子ども新幹線の役」を演じてもらっている。雄大が所属しているアクティブハカタの子ども達なので、みんなセリフもバッチリ、良い感じで演じてくれている。こちらも予定通りに終了。