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2011年8月

2011年8月29日 (月)

「市民会館建て替えに関する提言をまとめる会議」は今日が最後だけど

今日で提言をまとめる。でもこれが終わりじゃない。と言うか、今この瞬間も戦っている表現者達がいるわけで、これからが大切。

会議中も、「これから何年か先と言わず、今できることは、すぐ始めて欲しい」と、ことあるごとに発言した。

会議の最後でも、「良い施設が出来ても、支えて活動する人がいないと始まらない。できるだけ早く人を育てることを始めて欲しい」「今頑張っている方をしっかり支えて欲しい」と、強く要望。もちろん施設についても、「稽古場確保、稽古・仕込み時間の融通」「小劇場空間は穴を開けようが何をしても良いように若手のために解放して欲しい」「みんなが集まれる広場のような場所に」など、とにかくやって欲しいことを全部言った。

早く動き出して欲しいと切に願っている。

2011年8月26日 (金)

取材3日目&横浜にて親子試写会

今日は午後からなのでゆっくり。何と言ってもメインイベントは夕方からの親子試写会。招待した親子に映画を見てもらい、終わった後にボクがキャラで登場し、さらに予告編第2弾のコメント撮りもある。ほら、よくあるでしょ、映画を見終わった観客が感想を言っているあれ。

ギンギラを観たことがない小さな子ども達が、果たしてどう反応するのか。舞台でなら存分にやってきているし自信もあるけど、今回はちょっと勝手が違うので緊張していると、開場時間直前になって突然の大雨が。小さな子どもを連れてくるには、あまりにも激しい雨。大丈夫かな・・・無事来れるかなと、入り口でそわそわ。

上映開始を少し遅らせて無事試写会はスタート。終わった後はキャラで子ども達と一緒に記念撮影。ようやく、いつもの舞台と同じ「生でのふれあい」なので、本領発揮で家族の皆さんに感想を聞き、子ども達と2ショット撮影で楽しく過ごす。なお、この試写会の様子は、ワーナーのブログで画像と共に紹介されていてる。

ワーナーHP http://vitamincinemareview.blog93.fc2.com/blog-entry-395.html

夜はクロックワークスの方々と、お疲れごはん会。3日間共に行動して、本当に頼りになる方々でありがたいなぁと、ちょっとしみじみ。

2011年8月25日 (木)

取材2日目

朝から取材の続き。今日も各社1時間ずつぐらい。途中オフィシャル用の撮影もあり。記者さんもそれぞれ個性的で、「福岡から転勤してきた記者から熱く語られて来ました」なんて嬉しい言葉も。色々な場所にギンギラを知ってくれている方がいるのが心強い。楽しかったのは小学生新聞の取材。子ども時代の話など、他とは違う話で盛り上がる。

「お昼ゴハンはおいしいお店に」と、昨日に続いて今日も店を考えてくれるクロックワークスの方々が嬉しい。「取材が続いてスミマセン」と気遣ってくれるので、「いえいえ、せっかく作った映画、宣伝してくれるのは大歓迎ですから」と、全然平気であることをアピール。もう、聞いてくれるならいくらでも話しますよと。

表現に興味を持ってもらえることがどれほど幸せか。

夜は高校演劇部時代の仲間2人と飲む。どうしていいかわからずもがいていた20代の頃、まわりに迷惑ばかりかけていたボクを、この2人は本当に助けてくれた。感謝してもしきれないぐらい。いつ会っても楽しい会話。ただ、さすがに40代後半となり、病気だのと話す内容は変わっているけど・・・。

2011年8月24日 (水)

スターフライヤー福岡乗り入れ&映画宣伝で東京へ

福岡に乗り入れたスターフライヤーで移動。革張りシートは座り心地がよく、席も広くてゆったり。オリジナルコーヒーとチョコのセットも無料と、機内サービスも充実していて見事。なのに、買い方によってはスカイマークに負けない安さときた。すごいなぁ。

この安さの秘密は何だろう・・・。

と、モヤモヤ考えていると機内説明VTRが始まった。このVTRを見ると、それぞれの会社の特徴が見えるので「さてどんな感じかな」と思っていたら、いきなりアニメが始まった!よくある乗務員の説明映像ではなく、空から降ってきたアニメキャラ「フライヤー忍者軍団」がユーモアを交えて説明していくのだ。機内説明VTRで笑えたのは初めて。

そうか・・・スターフライヤーの秘密は「忍法なのだ」と結論。あ、これ冗談だからね。当然見事な企業努力のたまものですから。

昼過ぎに東京について、恵比寿の映画制作会社「クロックワークス」へ。担当の方と「いよいよですね」と気合いを入れてマスコミ取材スタート。

何と最初の記者さんは、福岡で長年お世話になっていた毎日新聞の高原さんだった。東京に移動になったのだそうで、「こうして会うとはねぇとしみじみ」。取材は各社1時間ぐらいで、今日は4つの取材だけで終了。

夜は再会した高原さんとゴハン。高原さんは、ボクが福岡で活動開始した時に、一番最初に親身になってくれた記者さんで、その後、節目ごとに色々相談をしていた。だから、こうして会うのが本当に嬉しかったのだ。色々話し込んだよ。

高原さんが、「福岡の演劇人で東京に来た時はボクに連絡してよ、御馳走するから」とのこと。お世話になっている演劇人はぜひ。

2011年8月21日 (日)

テオ・ヤンセン展に行けず&「自分を表現する手法との出会い」の大切さを思う

テオ・ヤンセン展が9月末まで大分で開催中。8月中に何とか行こうと考えていたが、映画の編集仕上げ、福岡、東京でのマスコミ取材、11月DM作りと忙しすぎて断念。今月はじめの休みで行くべきだったと悔やむ。何としても9月のどこかで行かなければ!

テオ・ヤンセンがゲスト出演の「たけしのアートビート(BS・NHK)」を見て、行けなかった想いを癒す。(この番組は本当に面白い、毎回録画してみるぐらい気に入っている)。

テオ・ヤンセンを簡単に紹介すると、オランダの彫刻家で、アートと科学を融合した作品で知られている。番組では、風の力で生物のように動く作品「ストランドビースト」と、そのビーストの誕生から今までを本人が紹介。まるで、生物が進化するように、自分の作品を紹介する視点が素敵だった。

初期のビーストは、アイデアこそは今と変わらないが、「その作品を実体化するための良い素材」に出会えてなくて苦戦していたとのこと。プラスチックチューブに出会って加工、強度の問題が解決したと語り、さらに関節や曲げ加工などがだんだん洗練されていく過程を、「生物の進化に例えて話す視点」が面白い。

ボクも、最初にテストで作ったかぶりモノはダンボール紙製だった。その後、造型用の素材に出会い、樹脂を溶かして接着する道具で作業が飛躍的に早くなり・・・と言う具合に「イメージそのままを現実化する」事を磨いてきた。だから、思い通りになる素材との出会い、支える技術の革新が、いかに大切かよくわかる。

もちろん大前提として「自分がやりたい表現」が無ければ始まらないのだけど。

2011年8月19日 (金)

西鉄ホールにて関係者試写会

大画面で観るのはボクも初めて。久々に集まったギンギラメンバー、マスコミ関係者、おせわになった関係の方々と共に試写を観る。

上映に続いてマスコミとの質疑応答。とまとママが司会をして場を盛り上げながら進行してくれた。ママありがとう。

終わった後はワーナーの福岡地区の方と宣伝についての相談。これから一般の試写会、公開とイベントが続くので、何が出来るか考える。「とりあえず行けるところにはキャラであいさつに行きたいよね」とみんなで話した。

西鉄の竹島社長も観に来てくれて、西鉄が福島でおこなっているボランティアの話を聞く。毎月高速バスで社員さん達が福島に行っているとのこと。詳しく取材したくなったよ。 

2011年8月 8日 (月)

ごはん会

7月末で編集作業も終わり、ようやく1週間ほど休みが取れた。で、今日は、地元の街作りの方々とゴハン兼ミーティング。

久々の社会復帰というか・・・。

ぼちぼち映画の試写会も始まるし、11月公演の準備もしなければ。ずっと悩んでいるのが11月公演のタイトル。いくつかある候補の、さてどれにしようかな。

大塚ムネトの不定期日記