劇団ぎゃの「夜中のチョコレート」を観に行く
宿題をやるだけでは夏が寂しい。今日は午前中で宿題を終わらせて公演を観に行く。ちゃんと今日の分を終わらせてから行くなんて、この歳になってようやく成長したかな。
この作品は、ぎゃの10周年記念公演。「チョコ」が世界のテーマなので装置、小道具は皆チョコ色。まずこれが素敵だった。チョコ色は装置だけでなく、何と黒子ならぬ、全身茶色な「チョコ子」も登場。途中で廻り舞台のように回転する場面を、チョコ子が人力でけなげに廻していくのが、とてもおバカで素敵だった。
物語は「そんなバカな」と言う病気にかかったヒロインと恋人の物語。病気の説明を、これまたおバカな力業でみせてくれるのが楽しい。
ヘンテコな入り口から入った雪絵ワールドは、今回も残酷で悲しく、ヒロインの三坂と、恋人役の大迫くんも存分にやっていてマル。
中村雪絵が作る「残酷な童話」は大好きだ。