« のんびり穏やかな9月1日 | メイン | 小屋入り1日目 »

2012年9月 3日 (月)

かぶりモノに仕掛けがいっぱい

ギンギラが15年という事は、かぶりモノ作製歴も15年。15年の間では、かぶりモノを作るスタイルも実は色々あった。まずは「ひたすら忠実に再現するシリーズ」。これの究極はハウステンボス。つぎに「動くシリーズ」。川端商店街の「揺れる提灯」とか。電飾をしかけたのは「Zサイド」。逆に徹底的に省略したものもある。

で、今回のかぶりモノだが、まあ自分でも楽しくなるぐらいバラエティに富んだかぶりモノの数々。動くもの、分離するもの、カラフルなもの等々。

とくに「ぱかぱか動く最新作」がお気に入り。ネタバレするので詳しくは書かないが、初演の時にも出ていたキャラに、ちょっと「ぱかぱか仕掛けを一工夫」する事で、よりおバカで、さらにキャラの心の動きも象徴できるようになった。「おバカ+心の動きの強調」この両立は素晴らしいと、我ながら思う。稽古場でも、大好評。このかぶりモノをつけるのは中村雪絵なので、きっと見事に使いこなしてくれると思う。

このキャラは大人気になると思うよ。

大塚ムネトの不定期日記