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2013年12月12日 (木)

音二郎通し稽古

今日もパピオの大練習室。博多座と同じサイズでの通し稽古2回目。まずは子供達の場面を抜き稽古してから通しの準備へ。100人ぐらい登場するので、それぞれの衣装や小道具の確認をするだけでも大変。

全体の確認をしながら、合間に共演者と演技の打ち合わせ。

ボクが音二郎の晩年を演じる後半部で、相方の貞奴役をやってくれるのは、坪内陽子さん。着物での美しい立ち姿、音二郎をかばって高利貸しと対峙する場面での男前な姿など、「男前で美しい貞奴」を見事に演じてくれている。素敵な大人の女優。是非いつかギンギラにも出演して欲しいなと。

久々の共演は、もともとギンギラに出てくれていた中島荘太。今はアクティブハカタに所属してがんばっている。音二郎を最後まで支えた役を演じているが、ギンギラでかぶりモノ作りを手伝ってくれていた荘太と重なって、ちょっとしみじみ。

伊藤博文役の二橋さん、若い音二郎を支えた若宮役の鶴賀皇史朗君など、前回と同じメンバーも多数。懐かしさと新鮮さが一杯の舞台になっている。

なにより、前回は作・演出・出演とエネルギーが3つに分かれていた自分が、今回は出演のみにエネルギーを使えていることが、本当に嬉しい。

毎回全力で演じて、稽古終わりでは気持ちよく燃え尽きている。

大塚ムネトの不定期日記