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2014年4月

2014年4月21日 (月)

「A案に不安があるときにはB案を用意する」

水面下で調整していた「春の企画」が残念ながら流れてしまった。まあ、こういう事はよくある。「街を巻き込んだ芝居」を作るとなると、自分の思いだけでは実現しない。もちろんボクの思いがなければ始まらないのだが・・・。「なぜ実現できなかったのか」を検証して、この件は終わり(検証をしておかないと同じ失敗はイヤだからね)。

それほど気落ちしていないのは、そもそも実現しない可能性があったから。

なので、同時進行させていた冬の企画に集中することに。これって、舞台監督をやっていたときに身に付いた「A案に不安があるときにはB案を用意し両方進める」という考え方。そうやって備える事で、思い切って冒険が出来るというわけ。

さっそく今日は冬企画の関係者と打ち合わせ。現場レベルの手応えは良い感じだった。

2014年4月16日 (水)

大河ミニ芝居の改訂版

去年、NHK福岡の依頼で「軍師官兵衛」宣伝のために約20分の芝居を作った。苦労したのは、放送前で中身が全然わからなかった事。

だから、まるで本公演のように、各種資料を集め、現場に取材をして脚本を作り上げた。中身は、「絶対ここはドラマで描くだろう」と言う有名エピソードを選び、「姫路城」「中津城」「福岡城」の3キャラが語るというもの。

当初は、今年の3月で上演終了となっていたが、好評につき春以降も上演する事になった。せっかく作った物語、上演期間が長くなるのは嬉しい。

今日は、NHK福岡局で、修正点の検討会。

2014年4月12日 (土)

企画の仕込み中

去年から企画の打ち合わせが続いている。なかなか発表できないのが申し訳ないが、今しばらくお待ちを。

企画自体は長年考えていたやつで、「ようやく時が来たかな」と思っているんだけどねぇ・・・。

各地に出かけては熱く語っているところ。

2014年4月11日 (金)

自分への誕生プレゼント「3D環境」

我が家のブルーレイプレーヤーはケーブルTVのレンタル品で、番組チューナーと録画再生機能が一緒になったヤツ。このプレーヤーが春から「3D対応タイプ」に変わった。

せっかく3Dが再生できるんだし「見る環境を整えるか」と博多駅のヨドバシカメラへ。ここは展示のプロジェクターが充実しているのだ。さすが駅前の大型店舗(家電戦争の脚本取材で各店舗を見てまわったが、ここの品揃えは圧倒的だった。ちなみに「駅前に大型店を出店する」と言うのがヨドバシの戦略。気になる事があるとすれば、長期保証が一回しか使えない事ぐらいか)。

プロジェクター売り場で驚いたのが、低価格化と性能の向上。まるでテレビをそのまま大きくしたような「明るくて鮮明な画像」ばかり!技術の進化は凄いねぇ・・・。15年前に買ったプロジェクターは、当時としては良い方だったけど、今のモノと比べたら画像は荒いし画面も暗くて、全然ダメ。

価格も劇的に安くなっている事を知り、久しぶりに物欲が盛り上がってしまった。

「守るために攻める」

今日で47歳。47歳と言えば、川上音二郎が亡くなった歳でもある。さて、これから先ボクに何が出来るだろうか。

先日も書いたけど、ボクの人生は「仮説と検証」の繰り返しだ。そうやってギンギラの表現にたどり着き、今の自分がある。

振り返ると道は1つだけど、重要なターニングポイントがいくつもあった。そのたびごとに「楽な方に逃げず、新たなことに挑む」という信条で選択してきたが、その時々の選択は、まわりに理解されなかったり苦しい事も多かった。ついこの間も、ギンギラの公演形態を変えると発表したら、「解散か」なんて無責任な事を言われるし・・・。

そもそもで言えば、地元密着の芝居なんて誰も観ないと言われ、ギンギラで泣ける芝居を作ると言えば、周りはみんな無理だと反対し、作品が評価されてお客様が増え出すと、今度は地元でしか通用しないと言われ・・・例をあげるとキリがない。

地元動員記録を塗り替え、喜怒哀楽を存分に描き、全国ツアーもしてと、1つ1つのことに挑み続けてきた。現状に甘んじて「コピーペーストで劣化する」くらいなら、新たなことに挑戦し続けたいと思っている。

ギンギラの良い部分を大切にするためにも、新たなことに挑戦する1年にしたいと思う。 

2014年4月 1日 (火)

「中村雪絵」と「豊永英憲」のユニット企画

ギンギラで活躍してくれている2人から「脚本を書いてくれないか」と頼まれた。もちろん、喜んで書いたよ。作品は「いつも2人で」と言うタイトルの短編。

で、今日は稽古の見学。色々な短編を集めた企画とあって、稽古を見ているだけでも楽しい。自分の作品については、「ト書きでわからない微妙なニュアンス」を説明しつつ、「まあ脚本提供だけなので、好きにしてくれて良いよ」と話す。

稽古のあとは3人でご飯。今日は、頑張っている2人から刺激をもらった1日だった。ボクも企画の実現に向けて、もう一頑張りしなければ。 

大塚ムネトの不定期日記