「守るために攻める」
今日で47歳。47歳と言えば、川上音二郎が亡くなった歳でもある。さて、これから先ボクに何が出来るだろうか。
先日も書いたけど、ボクの人生は「仮説と検証」の繰り返しだ。そうやってギンギラの表現にたどり着き、今の自分がある。
振り返ると道は1つだけど、重要なターニングポイントがいくつもあった。そのたびごとに「楽な方に逃げず、新たなことに挑む」という信条で選択してきたが、その時々の選択は、まわりに理解されなかったり苦しい事も多かった。ついこの間も、ギンギラの公演形態を変えると発表したら、「解散か」なんて無責任な事を言われるし・・・。
そもそもで言えば、地元密着の芝居なんて誰も観ないと言われ、ギンギラで泣ける芝居を作ると言えば、周りはみんな無理だと反対し、作品が評価されてお客様が増え出すと、今度は地元でしか通用しないと言われ・・・例をあげるとキリがない。
地元動員記録を塗り替え、喜怒哀楽を存分に描き、全国ツアーもしてと、1つ1つのことに挑み続けてきた。現状に甘んじて「コピーペーストで劣化する」くらいなら、新たなことに挑戦し続けたいと思っている。
ギンギラの良い部分を大切にするためにも、新たなことに挑戦する1年にしたいと思う。