« 2014年5月 | メイン | 2014年7月 »

2014年6月

2014年6月27日 (金)

NHKドキュメント72時間「恐山死者たちの場所」

恐山を訪ねてくる人々を描いたドキュメンタリー。死別からまだ日が浅くて悲しさが一杯の方、時間も経ち別れを受け入れて過ごしている方・・・死への思いは様々だ。

恐山に人々は集まり、そして「生きる決意」を強くして山を下りていく。

この番組を見ていて、亡くなった父親の事を思った。

あまり公にする事ではないかもしれないが、父親とは20年以上縁が切れていた。亡くなる前に一度だけ会ったのは、「末期ガンになった」と電話がかかってきたからだった。その時の電話で「一緒に病院に行ってくれないか」と頼まれ、久留米の病院で再会したのだ。

亡くなってからの方が、何かにつけて思い出す。生きていた時よりもよっぽど考えているかもしれない。

さてさて、この先自分に残った時間で、何ができるだろうか。

2014年6月21日 (土)

菓子講座

10:30から天神にて「大博多学 博多お菓子物語」の講演会へ。今日はしゃべる方じゃなくて、生徒として話を聞く方。

先生は、「飴と飴売りの文化史」という本の著者で博多菓子を研究している牛島英俊さん。

日本書紀の話から始まり、中世、江戸と博多菓子についてのお話。書いている新作の題材なのでちょうど良かった。

おっと、軽くネタばれだったりして。 

2014年6月19日 (木)

福岡大空襲

伊佐の物語と、ギンギラ新作の準備に追われる日々だが、今日は6月19日なので、どちらも忘れて、福岡大空襲の事を思う。

「天神開拓史」の脚本を、家で静かに読みながら、歴史の追体験。

来年は戦後70年。久々に開拓史を上演するのも良いかもしれない。

2014年6月 5日 (木)

かぶりモノ試作

伊佐用のかぶりモノを試作。絶対登場するであろうキャラから「焼酎」を選ぶ。デザインは一升瓶をベースにするのだが、首から上のサイズだと、どうしても「銘柄ラベル」の部分に顔がくる事になる。

美しいラベルはそのままにしたいので、かぶりモノを「胸から上のサイズ」まで大きくし、ちょうどラベルの上に顔の穴がくるように調節。

今日一日で何とか試作品を作り、伊佐の関係者に画像を送った。この試作品をベースに、銘柄ラベルの大きさを決めて印刷も発注。

ラベルは、曲面に接着で斜め方向の力も加わるので、紙ではなく、ビニール地に印刷を考えている。さらにキャップは光沢のある素材を使うなど、かなり凝ったかぶりモノになる予定。

今月29日に、かぶりモノ製作ワークショップをするが、最終的には伊佐を代表する3銘柄を作るつもり。

2014年6月 2日 (月)

軍艦島

西日本新聞の正月版で取材に言った軍艦島が、「国指定の文化財へ」との報道があった。世界遺産を目指す上で「国指定文化財になる必要」があったので、これは良い流れだ。

1月の日記に詳しく書いているが、あの島に上陸した経験はとても貴重なモノだった。ぜひ整備保全を進めて、より多くの方に島を経験してもらいたいと思う。

部屋に飾っている軍艦島のかぶりモノに「良かったね」と話しかけたよ。え、なぜ飾っているかって・・・ギンギラ史上最大の手間をかけたのに、たった1度紙面に登場だけで終わりというのが寂しすぎるから、毎日眺めているのだ。ホント精密に出来ているんだから!

チャンスがあれば公演に登場させて、みんなに見てもらいたい。

2014年6月 1日 (日)

「困ったときにはハンズ」

急に暑くなってビックリ。どうしよう・・・我が家のエアコンは古いので、使う前にクリーニングスプレーで掃除をしないと臭う時があるのだ。「ぼちぼち掃除をしないとなぁ」とは思っていたが、こんなに急に暑くなるとは!さあ、どうしよう・・・いつも使っているスプレーは通販のヤツ。いまから通販だと数日かかってしまうし・・・今夜の暑さを思うと何とか今日中に掃除をしたいところ。

こういうときに助かるのが「DIYに関するのものなら大抵そろっている」東急ハンズ。ちょうど今日は博多で打ち合わせだったので仕事終わりにハンズをのぞいてみたら、さすがというか、いつも通販で買っているスプレーだけでなく、前から気になっていた他の商品もある。本当に品揃えが見事。

東京で芝居をしていたとき、「困ったときにはハンズ」と言っていたのを思い出す。

あえて言う事があるとすれば、全て定価販売なこと。通販だとモノによっては半額ぐらいで買えるモノもあるし・・・買ったクリーナーも通販だと定価の70%ぐらいで売っている。でも今日必要なので購入。

「困ったときにはハンズ」には「・・・ただし定価だけど」という続きがある。

用事を済ませて帰宅し、早速エアコン掃除。カバーを外し、本体のネジをゆるめて限りなくバラバラに(もちろん自己責任でね)。もう徹底的に掃除をしたよ。

脚本モードなので、気分転換にもピッタリだった。

大塚ムネトの不定期日記