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2014年12月25日 (木)

博多座にてショーマンシップの記念公演

ロビーで演出の市岡さんに挨拶。観たのは2階席の一番前。舞台も近く役者がよく見えるし、全体も見渡せて良い感じ。

物語は、黒田藩にあった学問所「甘棠館」の館長・亀井南冥を主人公に、志賀島で発見された金印の謎を解いていくという内容。

庶民にも学問所を開放する、気さくな亀井館長を演じる座長。ボクの勝手な思いこみかもしれないが、その姿が、劇団を背負って集団を率いてきた座長に重なって見えた。「色々あるけど、頑張ってるよね、うん」と、前のめりで見守っていたよ。客演で一緒だった役者達が、博多座の舞台に立っている姿を見るのも嬉しかった。

セリ、スッポン、廻り舞台と、舞台機構も存分に使い、道具の転換も見せる演出も博多座ならでは。博多座の道具さん達はさすがだ。

終わったあとロビーで脚本の生田君に会う。途中の苦労していた姿を見ていたので、良かったねと握手。そのあとは楽屋に挨拶。ちょっとだけ来年の事などを座長と話す。

お互い「地元にこだわった芝居」をやっていながら、これまでは全然接点がなかったが、今年の1月公演に客演した事がキッカケとなり、こうして縁が出来た。さて、何をしようか。 

大塚ムネトの不定期日記