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今日は、70年企画の関連イベント「こどもたちと作る天神開拓史」の日。まずは参加した子供達に、天神のかぶりモノで渡辺通りを作ってもらう。
街作りに挑戦してもらった後は、スライドを見ながら天神の歴史を解説。その後、博物館で開催中の戦争中の暮らし展を見学。学芸員の方が説明してくれることで、展示物が持っている物語を知ることが出来た。
最後は脚本の一部を子供達と一緒に読む。
会場となった工房は面白い空間だった。今後も「展示とあわせた芝居を上演」などの企画がやれそう。博物館の方々も演劇を理解してくれているので、さっそく企画を考えたいと思う。
朝からかぶりモノ製作中。8月公演は、演出はもちろんかぶりモノ製作も担当している。脚本の構成段階から一緒にやっているので、ギリギリになって追加で増える分も覚悟の上でひたすら製作。
家具調こたつの天板を、90×180のコンパネ板にかえて作業台に。何が出来るかは、公演でのお楽しみという事で。
2枚目の画像は、折ったカッターの刃先たち。危ないのでクナイプ(大サイズ)の空容器に入れていたのが、ここまで貯まったのだ(貯める気はなかったんだけど、いつのまにかこうなった)。10年分ぐらいの量かな。
この折った刃先たちを眺めるたびに、「カッターで地球を切りながら進んだとしたら、福岡からどこまで行ってるだろうか・・・」と、おバカな想像をしてしまう。
朝から伊佐へ。週末の鹿児島行きは、気持ちも切り替わってとても充実の時間。
今日の稽古では、「主人公が親交を深める場面」をみんなで作った。地元の太鼓チームの演奏に合わせて役者たちが踊りのように動く。
振り付けは、演出部の島田さんと、演技指導を頼んでいる宗さんの2人。ボクの演出指示を受けて、2人を中心に出演者みんなで考える。
演技未経験者があつまった「劇団いさ」も、時間をかけてじっくり稽古を重ねる中で、一緒に場面を作るまでに成長してくれた。みんなでワイワイやりながら場面が出来るのが、とても嬉しい。
それにしても、宗さんと島田さんのコンビが面白い。2人とも日本舞踊の経験者で、あわせて踊ったり、振り付けを悩む様子が2人芝居みたいで楽しかった。
なんだかわからないけど、今日は2人の事を「振り付け担当の、ぐりとぐらさん」と呼んでいた。
稽古の後は、音楽の打ち合わせもして福岡へ戻る。
午前中に8月公演の取材を受ける。劇場がある唐人町商店街のいろいろな場所に出没する様子を撮影。ボクと座長は劇場下のラーメン屋さんで。長年キャラになってきたが、「キャラでラーメンを食べる」のは初めてかも。楽しく美味しい時間だった。
取材のあとは、劇団総出でお祭りの準備。今日は商店街のお祭りがあるのだ。「子どもたちが喜ぶから」ということで、ひたすら水風船の準備。さらのお祭りではステージ進行も担当するとのこと。
公演準備だけでも大忙しなのに、商店街の一員として役割を果たしている姿に感動した。
ボクは、打ち合わせと助成を担当した芝居の視察で天神へ移動。お祭りに参加したかったなぁ。今日観た芝居については、また改めて。