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2015年9月

2015年9月29日 (火)

週末は伊佐 その3

今週末も伊佐。

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まずは、前回途中だった「伊佐農林高校仙人」のかぶりモノを仕上げる。

このHPのトップにあるチラシ画像と比べてもらうと、同じなのがわかってもらえるかなと。

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つづいて、伊佐を走っていたSL「C56」の製作へ。

この機関車は、後ろの石炭車にも特徴があるのであわせて製作。町に展示されている実物を取材していたので、その印象を元に作る。

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石炭の山は、スポンジをベースに作っている。

役者がかぶるので「重々しく見えるモノをいかに軽く作るか」が大事。

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スポンジの山に、はさみで切り込みを入れて、石炭の集まり風に仕上げる。ポイントは、細かく切りすぎないことと、同じ平面が出来ないように角度をつけること。

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最後に着色。スポンジの気泡部分が光を乱反射して、本物の石炭が光るように仕上がった。「黒いダイヤ感」もバッチリ。

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こっちは完成した汽車部分。かぶりモノも着々と製作中。

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夜は稽古。

休憩中にバナナを食べるみんなの姿。「劇団いさ」のTシャツも黄色なので、黄色づくしなのが楽しい。

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みんなでがんばってます!

2015年9月21日 (月)

夏を取り戻せ!

8月の公演メンバーで宗像大島に一泊旅行。公演が終わったら「夏を取り戻すイベントをしたいねぇー」と言っていたのが実現したのだ!週末は伊佐が基本だが、シルバーウィークは伊佐の稽古も休みだったので、大喜びで参加。

フェリーの上で。移動中からビールでほろ酔い。

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まずは「宗像大社 中津宮(なかつみや)」へ。

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続いて釣り大会。ビール片手にのんびり過ごす。全然釣れなかったが、「昼間からのんびりビールを飲む幸せ」で満足。

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座長は見事に釣り上げていた。

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泊ったのは、博多座の音二郎にも出演してくれた古賀君の実家がやっている民宿「つわせ」。

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おいしい晩ご飯を食べて、夜は「人狼大会」で大騒ぎ。夜中まで遊んだにもかかわらず、翌朝6時に起床。楽しいときはこんなスケジュールでも全然平気。早朝釣り大会へ。

と、ここでまさかのハプニングが。

なんと岩場を移動中に海に落ちてしまったのだ!腰まで水につかってしまった・・・。民宿到着以降の画像が無いのは、早朝の海に落ちて携帯が水没してしまったから!保存できていた画像は、到着までだったのだ・・・トホホ。

一人寂しく民宿に戻り、海水につかった服と靴下を水洗い。予備の下着とジャージに着替え、財布からぬれた紙幣を出して窓に貼り付けて、ぬれた靴をドライヤーで乾かす。

あまりの情けなさに面白くなってしまったよ。服を着たまま海に落ちるなんて、初めての経験。忘れられない「夏の思い出」が出来てしまったなと。

携帯は、帰ってすぐに機種変更。新型の販売直前だったので、ショップの方に「え?いま旧型に変更ですか?新型が出ますよ・・」と言われてしまった。「仕事ですぐに必要だから、仕方がないんです」と切なく言い訳。

2015年9月18日 (金)

西鉄ホールで講演会

西鉄グループの集まりで講演。ボクのライフワークである「天神の成り立ちについて」を90分話す。

会場は西鉄ホール。ギンギラホームグラウンドなので、いつもの調子でリラックス。福岡の古地図など、スライドを投影しながら喋った。

画像は、控え室にて。今回は、天神を最初に走った「市内電車キャラ」として登場。モニターには、客席に座る西鉄グループのみなさんが。

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2015年9月15日 (火)

9月の週末は伊佐

「週の半分を伊佐で過ごす日々」の2週目。かぶりモノを作り、打ち合わせをし、夜は稽古。PCを持ってきているので、午前中は自分の仕事もさせてもらっている。

今回製作のかぶりモノは、「黒ブタ兜の量産」と、「伊佐農林高校仙人」。仙人は、高校の校章をイメージしている。

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黒ブタ兜の量産が大変で、仙人はパーツ切り迄で時間切れ。次回完成かなと。

夜は稽古。

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地元の劇団非常口の西さんと島田さんが、演出部として参加してくれている。

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西さん(左側)は、俳優としても出演。さらに地元太鼓チームとのパイプ役もしてくれている。「芝居の言語と太鼓の言語」の両方がわかるので、やって欲しいイメージの共有がすぐに出来て助かっている。

島田さん(右側)は、伊佐が誇る劇団「非常口」の作・演出。九州戯曲賞を受賞した「四畳半の翅音」を観て、是非一緒に仕事がしたいと思っていたので、演出部に参加してもらった。とても頼りになる2人と相談しながら、作品を作っている。共同作業がとても楽しい。

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今日も22時52分の最終で博多へ。

2015年9月 8日 (火)

週末から伊佐

6(日)から2泊3日で伊佐へ。日曜日は昼から夜まで稽古。昨日と今日は、朝から夕方までかぶりモノ製作をして、夜は稽古。

本番の会場となる伊佐市文化会館。ここで、稽古やかぶりモノ製作をしている。

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会館の一室を借りた「かぶりモノ工房」の様子。大道具や音楽などの打ち合わせが入ることもあるが、基本はひたすらかぶりモノを作っている。ホテルチェックアウトの10時から作業が始まり、昼ご飯休憩をとって夕方まで作業。造型会社で働いていた頃を思い出すスケジュールだ。

今日は「伊佐が誇る黒ブタキャラ」のかぶりモノが出来るまでを紹介!イメージは「兜+ブタの顔」。まずは、頭を包む部分を作る。同じパーツを4つ。それを貼り合わせて半円形を作る。

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次は、首の周りを防御する「しころ」と呼ばれる部分を作る。大きく切った材料を4つに切り分けて、少しずつ重ねて接着。右上に、先に作った半円形、耳、鼻のパーツが。複数のときは、パーツごとにまとめて先に作っておくのだ。

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「しころ」と、耳、鼻を、先に作った半円形に貼り付けて完成。後は中にスポンジを入れて、サイズの微調整。色違いもあわせて10個ぐらい必要かな。複数作るので、結構時間がかかる。

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夜は稽古。地元に伝わる「川浚え(かわざらえ)の歌」にあわせて、水運工事をする場面を作っているところ。伊佐の歴史は、川と戦う歴史でもあるのだ。地元の太鼓チームの演奏にあわせて歌って踊る予定。

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最終の新幹線で福岡へ。ヘトヘトなので車内では毎回爆睡。終点が博多で良かったよ。東京行きだったら、どこまで寝ていたか・・・。

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大塚ムネトの不定期日記