子供達の稽古&音二郎忌&MRJ
今日は川上音二郎の命日なので、承天寺では音二郎忌が。毎回出席していたが、今年は伊佐にいるのでやむなく欠席。
ちょうど式典の時間は、劇場で子供達に指導をしていた。
下の画像は、オープニング「出演者と共にテーマ曲を歌う150人の子どもたち」。
嬉しい迫力。
初めて舞台に立つ子供達に、「今回は、みんなが住んでいる伊佐の物語だから、ぜひ出演して欲しかったんです。ただ観るだけじゃなくて体感して欲しかったんです。参加してくれてありがとう。具合が悪くなったら、我慢せずにすぐに教えてね・・・」と喋っていたとき、博多座で上演した川上音二郎物語のある場面を思い出した。
それは、音二郎が亡くなる直前、ついに日本最初の西洋式本格劇場となる「帝国座」を作り、子供達を招待して語りかける場面だ。音二郎を演じたボクは、子供達に演劇の魅力を語っていた。
ふと、「日本で最初に児童劇」を上演した音さんなので、今日の欠席を許してくれるのでは・・・と都合良く解釈。改めてお墓参りに行きますので。
子どもたちはオープニングだけでなく、ラストも一緒に歌う。「オープニングを歌って、そのまま客席に移動し、芝居を見る観客となり、ラストで一緒に歌う出演者となる」という流れ。これは、出演と観劇を一緒に体験してもらう事で、しっかり心に残ってくれたらとの作戦。約4ヶ月間、それぞれ学校で練習してくれた歌がすばらしい。歌声に感動。
感動と言えば、「MRJ」。ついに今日初飛行!実用化されたら、「翼をくださいっ!」の続編を作るぞ!