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2015年11月

2015年11月11日 (水)

子供達の稽古&音二郎忌&MRJ

今日は川上音二郎の命日なので、承天寺では音二郎忌が。毎回出席していたが、今年は伊佐にいるのでやむなく欠席。

ちょうど式典の時間は、劇場で子供達に指導をしていた。

下の画像は、オープニング「出演者と共にテーマ曲を歌う150人の子どもたち」。

嬉しい迫力。

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初めて舞台に立つ子供達に、「今回は、みんなが住んでいる伊佐の物語だから、ぜひ出演して欲しかったんです。ただ観るだけじゃなくて体感して欲しかったんです。参加してくれてありがとう。具合が悪くなったら、我慢せずにすぐに教えてね・・・」と喋っていたとき、博多座で上演した川上音二郎物語のある場面を思い出した。

それは、音二郎が亡くなる直前、ついに日本最初の西洋式本格劇場となる「帝国座」を作り、子供達を招待して語りかける場面だ。音二郎を演じたボクは、子供達に演劇の魅力を語っていた。

ふと、「日本で最初に児童劇」を上演した音さんなので、今日の欠席を許してくれるのでは・・・と都合良く解釈。改めてお墓参りに行きますので。

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子どもたちはオープニングだけでなく、ラストも一緒に歌う。「オープニングを歌って、そのまま客席に移動し、芝居を見る観客となり、ラストで一緒に歌う出演者となる」という流れ。これは、出演と観劇を一緒に体験してもらう事で、しっかり心に残ってくれたらとの作戦。約4ヶ月間、それぞれ学校で練習してくれた歌がすばらしい。歌声に感動。

感動と言えば、「MRJ」。ついに今日初飛行!実用化されたら、「翼をくださいっ!」の続編を作るぞ!

2015年11月 5日 (木)

ついにかぶりモノ完成!

続々かぶりモノを仕上げる。一番大変だった「曽木水力発電所遺構」もついに完成!

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今日の稽古場は、役者それぞれと「かぶりモノ」の最終調整。稽古場には、ずらりとかぶりモノが並ぶ。

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2015年11月 1日 (日)

衣装&装置が届く

朝の新幹線で鹿児島へ。昼からの稽古は、まず衣装あわせから。福岡から送っていたギンギラの衣装を、役者に渡していく。送った衣装の量は、「大型衣装ケース10個」と、いつもの本公演と変わらない。さらに、伊佐でも衣装を作っているので、ギンギラ史上最大規模の衣装数だ。

衣装の振り分けが終わった後は、届いた大道具を使って通し稽古。今回の舞台は、宮崎のユニークブレーンと言う会社が、照明、音響、大道具を担当してくれているが、見事な仕事をしてくれている。大道具が届くたびに、歓声が上がるほど。

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上の画像は、洪水に備える場面で使う土嚢の山。重そうに見えるが、実は発泡ウレタン製で軽くて丈夫。キャスターで簡単に移動できる。素晴らしい。

オープニングの100人を超える子供達の歌、芝居、ダンスとのコラボ、太鼓生演奏と、中身もギンギラ史上最大。そりゃあ衣装もたくさん必要だなと。

大塚ムネトの不定期日記