大団円&午前4時、夜霧の伊佐
準備から約2年かけた芝居が終わった。今日も満員の会場は大盛り上がり。メンバーもしっかり演じてくれた。好評なのが嬉しい。本当に、みんなよく頑張った!
何より嬉しいのは、この演劇祭で全てが終わるのではなく、「ここから、伊佐の演劇を盛り上げよう」という流れが生まれていること。今日の打ち上げでも、それぞれの方々が「今後も続けていこう」と熱く語ってくれていた。きっと「何かが始まる」に違いない。
とても前向きで気持ちが良い打ち上げだった。
それと、お芝居を観てくれた黒ブタ飼育名人から、絶品ブタ肉の差し入れもあり、伊佐のおいしい味覚で締めくくる「嬉しく贅沢な打ち上げ」になったよ。登場キャラを支える関係者の皆さんも喜んでくれたようで、これまた嬉しい。
おいしいお肉と、それを美味しく調理してくれる2人。稽古から本番と、「劇団いさ」メンバーのために、炊き出しをしてくれていた。ありがとう!
とにかく嬉しくて、今日は飲み続けた。2次会が終わっても、まだ残ったメンバーとダラダラ飲んで、解散したのが深夜4時。ほろ酔い気分で外に出たら、なんと通りが夜霧に包まれている!
でも、夜中に一人で霧の中にいるのが、とても心地いい。誰よりも詳しくなった伊佐の町なので、全然怖くないし。街灯の明かりでボンヤリ浮かぶ通りに座って、しばらく芝居を追体験。目の前の光景はボンヤリだが、町の物語はクッキリと心にある。
初めて取材で伊佐を訪れた日、「どんな物語が出来るのか」全然予想も出来なかった。初日の方が、よっぽど霧に包まれているようで怖かったなぁ・・・・なんて事を、振り返ったりしながら夜霧を味わった。