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2015年12月19日 (土)

ついに「スターウォーズ新作」!!

公演に参加している中村宏平、西山太一と3人で映画館へ。今日はスターウォーズを観て3人で存分に語りあう計画。

午後から映画館に集合し、今日限定のメモリアルパンフを買って指定席へ。20世紀フォックスのファンファーレがないのが寂しいが、ディズニーマークのオープニングを入れないなど、最初から旧作ファンに気を使っているなと。

そして本編。待ちに待った新作は、本当に幸せな136分だった。色々言い出したらきりがない。「これもアリだよな」と納得させてくれる映画で嬉しかった。以下、ネタバレなしの感想を。

なんと言っても嬉しかったのは、「そこまで旧作ファンにサービスしなくてもいいのに」と思うほどの展開。ぬかりないマーケティングの結果かもしれないが、我が道を突き進んだ結果、旧作ファンが離れたジョージ・ルーカスを思えば、今回の映画の方が嬉しい。

ジョージ・ルーカスは、「新しい事やりたがり」で、新しい映像表現の追求がメインになってしまい、旧作ファンとの間に溝が出来ていたし・・・。ボクも、新三部作の「CGメインの映画作り」は旧作ファンとして好きになれず、「ピカピカだけど実感がない映画」に違和感を感じるばかりだった。この撮影方法には、出演俳優達からも「何もない合成スクリーンの前で演じる不満」が出ていたようだし。

だから、エイブラムス監督が「グリーンバックのCG合成映像は嫌、実際のセットも作りたい。」と語っている記事を読んで「そう、その通り!」と、この発言だけで監督を信じる気持ちになっていた。

発言通り、実写ならではの画が嬉しかった。今回は、旧作が持っていた「背景を説明しない世界で、無名の新人俳優が繰り広げる青春活劇」と言うテイストを取り入れつつ、「新シリーズへの、旧キャストから新キャストへの橋渡し」という難題に応えてくれたとボクは納得している。

映画を観た後は、ご飯を食べながら語る予定だったが、あまりの嬉しさに続けて2回観てしまった。一緒に行った2人には「ご飯は今度」と謝ったよ。

Photo

今回のパンフと、1978年の公開時に買ったパンフ。

大塚ムネトの不定期日記