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2016年3月11日 (金)

大阪取材もスタート!

朝の新幹線で大阪へ移動。先月の西新に続き、大阪取材もスタート。

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作品の舞台は「北船場」。大阪の中心として栄え、一時衰退したが、町を支える方々の熱意で人気エリアとして復活した場所。まず、この歴史が面白い。ちょうど朝ドラの舞台でもあり、大阪経済の発展に貢献した五代友厚の銅像も建っている。薩摩藩士だったので、九州とは縁があるなぁと。

ギンギラ的にワクワクするのは、「歴史を乗り越えてきた味のあるビル」がたくさんあること。まず最初に取材したのは「新井ビル」。1922年に銀行として誕生し、のちに万博の初代事務総長を務めた新井真一氏の所有となった。新井さんは、太陽の塔の誕生にも貢献した人。取材で当時のことも聞いたが、岡本太郎に会いに行って話をまとめたのだとか。取材最初から、エピソードが一杯の「男前ビル」にあえて嬉しい。

外観を撮れなかったので、大阪市の資料から。一階は有名なお菓子さんが入居している。

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屋上に行く途中、味がある階段。

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屋上から五代の銅像方向を。

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続いて、個人所有の「青山ビル」。1921年に個人宅として誕生。甲子園球場からもらったツタに覆われた外観が渋い。戦後GHQに接収されそうになり、先代当主がひるまず守り抜いた話など、これまた「男前なビル」だなと。

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大阪でもかなり早い時期に誕生した欧風の内部。どこも味がある。各階に飾ってある絵は、先代当主の作品とのこと。「西欧の美を愛した男前なビル」なのだ。強烈なキャラになる予感。もうワクワクだ!

このステンドグラス越しの朝日が、お気に入りとのことだった。

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今日の最後は、「生駒ビルヂング」この「ビルヂング」って表記が歴史を感じさせるよね。ビルの地下には、当時の資料が収蔵されている。

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明治時代に創業したときの看板がテーブルに!

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満州事変の時に軍部から頼まれて作った品だって!お宝で一杯だった。

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大塚ムネトの不定期日記