助成金を使った団体の報告会。審査担当なので、結果に対しての意見を言わなければならないのだ。
見事な結果を出してくれた団体には、心からのお祝いと、よりよくなるための「前向きな改善点」を提案。ボク自身、戦い方(自分の表現スタイル)を見つけるまで苦労したので、方向性が見えた団体のことは、自分のことのように嬉しい。
悩ましいのが、「最初の想定と結果が違った団体」の場合。出来るだけ客観的なことに絞り、良い点も上げながら話すが、全体として意見が厳しくなることもある。
これが、凄くエネルギーを使う。家に帰るとヘトヘト。「言い過ぎたかな」とか、「でも、絶対修正した方が良いから」とか。時には2、3日引きずってしまうことも。自分も現場の人間なので、自分のこととして考えてしまうんだよなぁ。
帰りに水境天満宮へ。心を落ち着けるべくお参り。さあ、自分の公演に集中!
ボクの取材は「手に入る本や資料を読みまくること」から始まる。事前に手に入る情報をふまえた上で、現場に取材に出かけて「そこでしか聞けないこと」を集めるのだ。
今日は、大阪の街について何冊も本を書かれている「橋爪先生」に取材。直接お会いしてお話が聞けるとあって、取材が決まったときからワクワクしていた。
とても忙しい方なので、取材は1時間との約束だったが、次々飛び出す面白話で、30分ぐらい時間をオーバーしてしまった。貴重な資料画像も見せてもらい、本当に今日の取材はありがたかった。秋の脚本に向けた取材は十分と思っていたが、まだまだ興味深い出来事があるなと。
なんと「集めた資料を見せてくれる」とのことで、改めて研究室を取材させてもらうことに。橋爪先生ありがとうございます!
大阪関係本の一部。手前が橋爪先生の本(各ビルからの資料ペーパーは別にひと山ある)。
取材まで時間があったので、御堂筋のビルたちの様子も見に行ったよ。