« 2021年3月 | メイン | 2021年5月 »

2021年4月

2021年4月30日 (金)

スタッフ会議&ラスト場面

稽古前にスタッフ会議。制作、大道具、照明、音楽などについて1時間ほど話す。「もし緊急事態宣言が出た場合の対応」などシビアな話も。

変異種流行にワクチン接種の遅れと、明るい材料が無いが、悪い方にばかり考えても仕方がない。最悪の場合の代替案を決めた上で、切り替えて前に進むのだ。

かぶりモノ材料の端切れで作った1/20の西鉄ホール舞台。これで諸々検討。

430_2

スタッフ会議のあとは稽古。「ラストのマラソン場面」を全員で動いて検討する。4月中にこの場面に手をつける事が出来て良かった。

2021年4月23日 (金)

衣装チェック

いつものギンギラのように、1人が何役もするので、全部で100着以上の衣装になる予定。

今日は全体で衣装の確認作業。もれがないように気をつけつつ、「買うもの」「借りるもの」「作るもの」に割り振る。

423

423_2

前回同様、凄まじい数だなと。

2021年4月18日 (日)

伝説のSFドラマ「ミステリーゾーン」全話放送!

CSで1月から3月にかけて「ミステリーゾーン 全154話」が放送。長年見たかった憧れの番組だったので、もう大喜びで録画した。

休みの度に少しずつ録画を見ていたが、ついに今日で全て見終わってしまった。ホラー、SF何でもありの見事な短編集だったよ。

1984年2月号のスターログに「全エピソードガイド」が掲載されている。短い文章ながら、どんでん返しのオチまで書いてあり、「見た事がない映像を想像しながら」ワクワクあらすじを読んだなと。

418

ところで、表紙見出しの「小松左京インタビュー」は、公開直前となった「さよならジュピター」についてだった。

「さよならジュピター」・・・この映画には、本当に全国のSFファンが期待していた。「ああ、それなのに、それなのに・・・」。この映画について興味がある方は検索して欲しい。ボクら当時のSFファンが、いかに期待し、そしてズッコケたか。まあ、いまではズッコケ含めて懐かしい思い出だけどね。

2021年4月17日 (土)

仮眠をとりつつ夕方に完成

僕の脚本作業は、頭の中のステージでお題に基づく即興劇を繰り返し「一番面白かったやりとり」を記録する方式なので、眠くなるとどうにもならない。いったん朝方で作業を打ち切り仮眠を取る。

昼から再開したが、ある出来事を追加する事で、全てがスムーズに展開するようになった。まるで最初から決まっていた正解にたどり着いたような感じ。

名場面の予感。

2021年4月16日 (金)

稽古をふまえての脚本修正

脚本の書き方と同じで、演出方法も様々。ボクの場合は、まず場面全体のイメージを全員に伝えて、役者それぞれの感情と動きを整理していく。まずは大まかな輪郭作りというか。

そして回数を重ねながら心情と表現の度合いを確認し、さらに精度を上げて立体化していく。

今日は、かなり重要な場面の立体化だったが、稽古中に「新たな場面を書き足すアイデア」をひらめいたのでので、今夜から明日にかけて修正する事に。

2021年4月11日 (日)

「か行の苦行」は続くが、さすがに止まってはいられない。

去年の誕生日は、「さよなら天神コア公演」の中止が決まった日だった。3月を5月に延期して、ギリギリまで上演の可能性を探っていたが、緊急事態宣言でホールがある駅ビルに休業要請が出て、ついに万策尽きたのだ。

その中止発表が、偶然とは言え自分の誕生日だったので、すっかり落ち込んでしまった。理屈で「仕方がない」と自分を納得させようとしたが、心が折れてしまったというか・・・。ついには執筆途中だった「岡部平太の脚本」も、中止が怖くて書けなくなってしまったほど。

「絶対公演を実現させる」と、岡部平太さながらに奮闘する仲谷座長に励まされ、何とか脚本を書き上げ、みんなで力を合わせて公演を実現させたが、本当に苦しい「誕生日からの1年」だったなと。

さて今年の誕生日。残念ながらコロナ禍での苦しみは、まだ世界中で続いている。ワクチン接種が進む外国を見ると光が見えてきそうだが、まだまだ先になりそう。

今日のタイトルに書いた「か行の苦行」というのは、春のお約束「花粉症(治ったと思ったのに、コロナのストレスが原因かな)」に「黄砂」に「コロナ」に「公演中止の恐怖」。

去年は心が折れてしまったけど、さすがに止まってはいられない。今年の岡部平太の脚本には「少しずつかもしれないが、それでも諦めずに進もう」という願いを込めている。

さらに「ギンギラ再開企画」も進んでいる。詳細は間もなく発表予定なのでお楽しみに!

2021年4月 8日 (木)

振付&アクション

今月から博多駅そばの稽古場へ移動。前回の岡部でも使っていた場所で、道具や衣装も置いておけるので助かる。

去年のコロナ禍での公演も、この稽古場で乗り切った。前回同様、検温・消毒から始まり、マスク着用、50分ごとに10分換気など、きちんと対策をしながらの稽古。

50分ごとにブザーが鳴るタイマー。コロナが落ち着くまでは仕方がない。

48_1

今日は振付とアクションの稽古。まずは振付担当の近藤さんの指導で、オープニングの歌に動きをつけていく。動きのイメージは、岡部が作った平和台で開催された「第3回国体の入場場面」。戦争を乗り越えた人々の「苦しいがそれでも前に進むのだ」という決意の行進をイメージ。

48_2

                          

稽古後半はアクション場面。岡部と妻ステの出会いを、今回は「2人が武術対決をしながら恋をする」という展開にしているので、アクション担当の屋宜さんと相談しながら「戦いの動き」を作っていく。

48_3

稽古終りにサプライズ演出があった。今日が誕生日の座長と、11日が誕生日のボクに、誕生祝いが!もちろん、プチ贈呈式のあとはすぐに解散。

48_4

485

コロナ禍で、公演、イベントなどの打入りと打上げが出来ない状況が続いている。ギンギラで言うと稽古合間の「お菓子&お茶タイム」もずっとやっていない。今日のお祝い会も含めて、全て落ち着いたら大宴会をしようと思う。

今は我慢。稽古が出来ているだけで、ありがたいと思わなければ。

2021年4月 1日 (木)

平和台陸上競技場で記者発表!

岡部平太が作った平和台陸上競技場で記者発表。

ショーマンシップとギンギラメンバーだけでなく、ゲストの立川生志さん、北田 祥一郎君、キャラクターデザインの谷口亮さん、原作の加茂川さんと田中さんも駆けつけてくれた。

41_1_2

41_2

西日本新聞HP記事:熱い男再び! 岡部平太の演劇、6月に新作「五輪奮闘記」

大塚ムネトの不定期日記