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2003年9月

2003年9月19日 (金)

まもなくチラシ完成

入稿予定日は24日とまだまだ時間があるが、他にも色々締め切りがあるので、早いに越したことはない。なんとか、表側を最終候補3つにまで絞り込む。裏の情報面も、あとは細かい修正だけなので、これでなんとか「泣きながら徹夜で仕上げる」とか「宿題が終わらない8月31日気分」なんて目に遭わなくてすみそう。

夕方に代理店から「鉄道の日のイベント決定」との連絡が入る。ボクは思わず「スミマセン」と謝ってしまった。こっちが依頼されてるのにどうして謝ったかというと・・・もともとは、「予算がないので、ちょっと来てくれませんか?」ぐらいの話だったのを、「どうせやるなら10分ぐらいのお芝居仕立てにしましょうよ、そうだ!車両基地は電車がいっぱいあるんだから、電車を劇場代わりってどうですか?」と、ボクが調子に乗ってしまい、しかも脚本までとっとと書いてしまったので、先方としても「面白いけど、もともと予算がないって話からだったので・・・」と、ずいぶん苦労していたのだった。ようやく各方面の了解が取れて今日連絡が来たというわけ。ホントご苦労様でした。

2003年9月18日 (木)

現場第一主義

昨日の夜に知り合いの編集者から「福岡版トリビアネタ」を教えてとのメールが来ていたので、公演用に取材したことからいくつか書き出して返事を出す。「路線バスが引退するまでに走る距離は、地球を24周分(100万キロ)である。」とか「博多で最初に電球をつけたのは岩田屋呉服店である」とかね。どれもギンギラではお馴染みの話だが、思えば取材で初めて知ったとき「へーそうなんですか!」と、ボクも驚いたことばかり。

毎回、必ず「関係者への取材」をしてから脚本を書くようにしているのは、「当事者だからこその想い」を聞きたいのはもちろんのこと、この驚きと出会うためだったりする。

まずは、ボク自身が「最初の観客」として現場の方の話を聞き、普段何げなく見過ごしていたモノたちが持つ「誕生からのドラマ」に感動しているのだ。

2003年9月17日 (水)

たまたま朝型人間

脚本を書いてるときは時間なんて関係ないので、生活がかなりメチャクチャになる。徹夜で夕方まで続けて作業して、「夕方寝て夜中に起きる」なんて事も多い。「そんな生活してるから体調壊すんですよ」としかられるんだけど、そうやって追いこまないと本が出来ないんだから、こればっかりはしょうがない。それに調子よく書けてるときは徹夜でも全然平気だし、夜中の方が集中できるのでつい徹夜してしまう。

で、ずっとメチャクチャな生活が続いているが、そのツケで15日にへばったおかげで、たまたま今、「きちっと朝6時に起きる生活」になっている。

というわけで、現在「たまたま朝型人間」として活動中。いやーやっぱりいいね。朝から鳴る電話にもちゃんと出ることが出来るし、きちっとお腹も減ってくる(いかに、普段当たり前の生活が出来ていないかわかるよね・・・お恥ずかしい。)

ただ1つ問題があるとすれば、外の青空につられて、ついお出かけしたくなってしまうこと。「いかんいかん!」うっかり昼間に遊び倒したら、また徹夜しないといけなくなる。そうしたらメチャクチャ生活に逆戻りだ!

朝方人間として2日目

脚本とチラシの作業で、すぐに何時間も時間が経ってしまうのだが、じつは、色々な締め切りが迫っていたりする。今日は「果たして何からやればいいのか?」、あらためて日程を書き出してみた。いくつか電話で確認を取ってから、さっそく仕事に取りかかる。

まずはギンギラ新聞第2号の原稿から。今回は、ホークスの優勝にあわせて、天神開拓史でもお馴染みの「西鉄軍について」書こうと思っている。分量見開き2ページのうち、右半分をやっつけたところで、今日のところはここまで。

午後から打ち合わせを1つ。ちょっとの時間だったが、やっぱり外に出るのは気分転換にいい。で、家に帰る途中で公園を通ったら、犬を連れた飼い主がたくさん集まっていた。

「おお!こんな所で犬会議が開かれていたとは!」

思わぬ発見。犬はいいね、自分が飼ってなくても見てるとなごんでくるし。しばらく眺めていたら、たまたまコーギーが近づいてきた。ふー危ない、危ない・・・あやうく赤ちゃん言葉で話しかけるところだった「あら、どうちたの~」って。でも、どうしてペットに話しかけるときって赤ちゃん言葉になってしまうんだろう?

すっかり和んだところで家に帰り、チラシと脚本作業へ。

2003年9月16日 (火)

今日は網戸を変えようかな・・・

網戸が破れたままになっていたのがずっと気になっていたので、自分で網を取り替えることにした。だいたいの網戸は、網の周りをゴムチューブで留めてるだけなので、じつは簡単に交換できる様になっている。ホームセンターで交換用の網と、網を止めるゴムチューブを買っても3千円ぐらい(もし、業者に頼むと何万か掛かるらしい)。

「え?なんで、そんなこと急に始めたのかって?」

そんなこと・・・・14日の日記を見ればわかるでしょ!と、ぼやきつつ夕方に庄チャンのイラストがバイク便で届く。いよいよチラシの仕上げ作業に突入。

2003年9月15日 (月)

朝から嘉穂劇場へ

公演中止の告知は「お詫びDMの発送」、「テレビ、新聞での告知」と出来る限りやったが、もし知らずに来るお客様がいた場合「せめてきちんとお詫びしよう」と、朝から嘉穂劇場で待機。最初はボクと立石、仲の「制作チーム」だけで行くはずだったが、都合がついた役者連中、杉山英美、上田裕子、中村タクジ、古賀今日子、加賀田浩二もせっかくだから行きます!という事になった。

で、みんなでしみじみ劇場で過ごす事に。

幸い、知らずに来るお客様はゼロだったので、ホッとする。逆に「中止は知っていたけど、あえて劇場を見に来ました。」というお客様がちょうど昼公演の開演時間に来てくれた。これには感激してしまった。まずみんなでお詫びして、一緒に絵看板の前で写真を撮って、一足早く来年公演のお知らせをしてと、出来るだけのおもてなしで対応。

わざわざ久留米から車で来てくれて、本当にありがとうございました。

夕方から劇場の片付けを手伝って、夜は劇場の方をまじえてみんなで打ち上げ。今日は嘉穂劇場を満喫した1日だった。

と、ここで終わればよかったのだが、情けない事に、ボクが打ち上げが終わった途端にへばってしまった。そんなに飲んでいなかったので、これには自分でもビックリ。(しかも、酒豪の女優陣に「飲み過ぎないようにね!」なんて言っていたので、ものスゴク格好悪い。)ここのところずっと脚本で生活が目茶無茶になっていたからかなぁ・・・うーん、無理がきかなくなってきてるって事か?

2003年9月14日 (日)

大掃除&放生会

今日は朝から季節はずれの大掃除。いつもこの日記を見てる方なら「ああ、また始まったなぁ」とわかってくれるハズ。

なんの事かわからない方のために説明すると、「公演前の大掃除」とは、「煮詰まった脚本からの現実逃避」ということ。具体的にならない作業のストレスを、やればやるだけ「きれいになる」という結果が見える掃除で紛らしてるというわけ・・・って、毎回毎回、公演前になるとこの事書いてるよなぁ。

まあ、公演までの通過儀式みたいなモノだから仕方ないか・・・。

夜は放生会をのぞきに行く。今年も見せ物小屋が来ていたが、口上がいつものおじさんじゃなかったのでちょっと気になった。お化け屋敷に、型抜き道場に・・・・相変わらずの賑わい。ついでに古本市をのぞいたら、昔の博多の写真集や地元経済誌など面白い本がたくさんあったのでいくつか買う事に。思わぬ収穫に大喜びの放生会だった。

2003年9月13日 (土)

引っ張るにもほどがある

深夜に「ザ・ホワイトハウス」の再放送をしている。いよいよ10月から新シーズンに突入するので、楽しみでしょうがない。だって第1シーズンは「大統領暗殺か?」なんて凄いところで終わったもんね。

これは米国のTVドラマのシーズンファイナルごとのパターン(次シーズンに期待を高めさせるため、わざとスゴイ事件を起こして途中で終わりにする作戦。「次シーズンの解決編をお楽しみに!」ってわけ)で仕方ないんだけど、待たされるこっちとしてはたまらんよなぁ。

日本ではいまいちヒットしなかったTVシリーズ「ダラス」でも、暗殺事件の前編でシーズンファイナルになった事があったが、このときに米国国内は「誰が彼を撃ったのか?」で大騒ぎになったらしい。 

2003年9月12日 (金)

イニミニマニモ(「どれにしようかな」の意味

スーパーブランドシティ改め、「イニミニマニモ」が、いよいよ今日オープン。改装に10億円をかけ、九州初上陸ブランドも登場。初年度売り上げは130億円を目指すとの事

でも、なんでこんな名前を付けたんだろう?「1度で覚えられない名前」の時点でNGにならなかったのが不思議な気がするんだけど・・・。こんな名前つけたら、普段会話で出しにくいよね。きっとそのうち、「省略形」が生まれるんだろうな。

さあて、なんて省略して呼ぼうか?

2003年9月11日 (木)

チラシ打ち合わせ

行きつけのエスニックレストラン「ジャンジャン」でカレーとチキンを食べつつ、来年1月チラシのイラスト打ち合わせ。「ギンギラ御用達イラストレーター」庄チャンとの打ち合わせなので、いつものごとく、まずは「モヤモヤーとしたイメージ」を伝える。するとボクの言葉をもとに、その場でサラサラとラフを描いてしまう庄チャン。

いやーいつもながら感動してしまう。だって、あっという間にゼロからカタチにしてしまうんだもんなぁ。

あと面白かったのが、いま庄チャンが発注を受けてる仕事の話。某お店の「お豆腐キャラ」を頼まれているそうで、庄チャンが「外人風の可愛いキャラ」を提案したら、先方からNGが出てしまったとの事。

理由は「うちの豆腐は国産大豆しか使っていません!!だから外人じゃないです!」だって。 

大塚ムネトの不定期日記