« 編集楽し&ギンギラ忘年会 | メイン | 経済NOWスペシャル放送 »

2006年12月28日 (木)

嘉穂劇場へ

昼から嘉穂劇場へ。お世話になっているご挨拶と今後の相談(近々発表するのでお楽しみに!)。先生(吉田淳のあだ名)の車で、飯塚へ。

劇場に着くと、伊藤さん達は公演資料を整理しているところだった。昭和初期のチラシを見せてもらいながら色々教えてもらう。劇場が空いている日だったので、舞台に上がって公演を振り返りしみじみ。

ボクはこの舞台の上で2回泣いている。

1度目は水害の直後。水を吸ってデコボコになった劇場で「必ず復活させるから」と、涙ながらに語る伊藤さんに、「ボクも、ここで上演出来る日まで作品を封印します」と、手を取りあって泣いた。2度目は復活公演の楽日。全てが終わって関係者一同で記念写真を撮った後、取材スタッフにコメントを求められた瞬間、カメラがまわっていて格好悪いのに、どうしようもなかった。

先生は、「嘉穂公演の時は、自分は観客で枡席から見てました・・」と、観客としてしみじみしている。

おおげさじゃなく、この劇場は人生を変える。

何だか実家に里帰りしたような、あらためて気合が入った一日だった。

大塚ムネトの不定期日記