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2016年1月29日 (金)

通し稽古&ボクの情報処理法

全員が集合して通し稽古をする。全体で1時間57分と、まあ予定通り。演出をしながら出演もしているので大忙しになってしまうが、通しは気合いが入るので楽しい。いつものように、途中気になった点を書き留めつつ存分に演じた。

ボクが愛用しているのは、「A4の5ミリ方眼用紙」。公演の時は、制作・演出・音響など、全てをこの紙にまとめている。

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画像の左が「公演でやることリスト」で、右側が「演出メモ」。

演出メモは、A4をタテ半分にわけて、脚本のページと気になった点を書いている。毎回細かくチェックするので、ページを書かないと、どの部分か思い出せなくなるのだ。今回は、大小まとめて全部で54項目だった。ここから稽古を重ねて、限りなく0を目指す。

「やることリスト」は、ボクがやっている公演前の膨大な情報の処理方法。「付箋1枚に1件」を基本に、とにかく全てを付箋にメモし、ひたすら減らしていく。最初はA4で3枚もあったが、ようやくあと1枚に!

ちなみに記入は片面のみ。同時に見比べることが出来ないので裏面は使わない。

忙しい時こそ、同時に全体を見渡すのが大事。「見える化」することで優先順位も決めやすいし、遅れている部分もすぐわかる。付箋を使う事で、並べ替えも簡単。

ボクがデジタルを使わないのは、全体を見渡せないから。「アナログでシステム化する」のがボクにはあっている。

大塚ムネトの不定期日記