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2007年8月19日 (日)

「劇団ぎゃ。」を観る

アンサンブルの生演奏と芝居の合体公演。出だしの曲にあわせてキャストの紹介をするところから、バッチリ音楽とのシンクロがとれている。途中に挿入される、「どんどん背が大きくなる少女と、顔のない少女の寓話」が大好きだった。メルヘンチックに残酷なのがいい。ティム・バートンの世界(彼の絵本「オイスター・ボーイの憂鬱な死」とか)が好きなので、とても気持ちよく楽しんだ。

オークションの金額を出す時に、何かしらの音を入れた方が間違いと思われずにいいのではとか、変わる前の金額から出して、それが音に合わせて変わる方が「上がったり下がったり」と言うのがわかりやすいだろうなぁとか、テーブルクロスがしわしわでせめてアイロンを・・など、細かいことは色々あるけど、よくぞここまで世界観を作ったなぁと感心。

中村雪絵の愛おしい変態っぷりもツボだった。

大塚ムネトの不定期日記