先月末からモバイル環境をイーモバイルにした。ウィルコムの「遅い・使わなくても定額５０００円」が嫌になったのだ。その点、イーモバイルだと「速い・１０００円～５０００円の変額制」と安くなる。心配なのはサービスエリアだけど、東京、北海道と自分が行く場所はすでにエリア内だったので安心して契約。
新規で購入したＰＣカードは１円だし、３月中はキャンペーン中で使用料がタダ。北海道のＷＳとチラシの締切が重なっていたので、出先からのデータのやり取りが「速くてタダ」と助かった。
と、喜んでいたのだが・・・今日、イーモバイルから電話がかかってきた。何と、ボクが使っているカードに不具合のおそれがあり自主回収するというのだ。うーん、デザインが気にいっていたのでガッカリ。「上位機種に無料で交換します」といわれたけど、あんまり嬉しくない。
昼からピクニックでウォーカーの取材。その後はチラシの打ち合わせ。で、修正点などを家に戻ってまた作業。明日入稿なのでひたすら作業。情報面を各方面にメールで送って間違い探しを頼む。作業でずっと見ているので、自分ではミスがわからなくなってしまうのだ。返事を待つ間、表側の画像を修正。今回は写真の合成でイメージを作っているので、これはいくら時間があってもきりがない。それぞれの大きさの比率とか、着色とか、わざと残している「合成感」の程度等々・・・。
夜中までに情報面を仕上げて、よく５日の夕方入稿まで楽しく画像の手直し。この作業は本当に楽しい。昔、自分でソフトを使えなかった頃は、出来る知り合いに作業をしてもらい、ボクは横で指示を出していた。「相手に申し訳ないなぁ」と気にしながらも朝まで粘ったりして、かなり迷惑をかけてしまっていた。
今は自分で出来るので、たとえば画像の大きさを「８０％」、「９０％」、「９５％」のどれにしようかとか、文字の書体、色の組み合わせなどを画面上でいくつも作り、納得がいくまでイメージの精度を上げている。
いつも書くことだけど、チラシはお客様と作品を結ぶ大切なアイテム。簡単に「これでＯＫ」なんて事はない。「作品世界をきちんと伝えているか」「作品への期待感（ワクワク感）を持ってもらえるか」「クスッと笑ってもらえるか」などの課題を表現すべく、とことん時間をかけている。
ノンフィクション作家「佐野眞一」の連載を楽しみにしている。ちょうど今は、ダイエー創業者中内氏の話。「カリスマ」を書くにあたってのこぼれ話など。現場を訪ね、話を聞き取材を重ねて実像に迫っていく。病院から中内さんが新店開店に駆けつけ、隅々まで神経を張り巡らせながらエネルギッシュに動き回る話などは、さすが流通王といわれただけはある。
取材で集めた事実から世界を構築していくやり方は、ボクも同じ。
昨日の夜東京へ移動し、朝からお台場のフジテレビへ。ＢＳフジで放送の「Ｂｅポンキッキ」の収録。ＢＳで復活するポンキッキに、「ＹＳさん」が出演するのだ（子ども達には背景が難しいだろうと言うことで「ヒコーキさん」として番組には登場する）。
最初に話があったとき、福岡で作りたいと希望を出したがさすがに予算が厳しいとのことで、「ならば、ＹＳさんが色々な現場に行き、そこで働く方々を紹介し、当たり前を支える方々のモノゴコロを伝えたい」と提案。で、モノゴコロ探検隊と言うコーナーが実現し、出演することになったのだ。
その第一回目が先日の羽田空港探検だったというわけ。
擬人化したモノが物語る「ギンギラ目線」で、当たり前を支える方々の熱い想い「モノゴコロ」をずっと描いているボクとしては、子ども達にも、ぜひこのギンギラ目線を持ってもらえたらと思っている。
番組については「ガチャピン日記」に出ているのでそちらをどうぞ。
ガチャピン日記４月１日 http://gachapin.fujitvkidsclub.jp/（記者発表での画像もあるよ）。
夜は福岡に戻りチラシの仕上げ。
