「明治から昭和へ」頭の切り替え中。
ショーマンシップ1月公演は、「沈黙は語る 広田弘毅、裁かれた罪とは?」と題した東京裁判を描く芝居。地元福岡出身の総理大臣「広田弘毅」が、東京裁判の被告として裁かれながらも、最後まで沈黙を貫いたことを描く、骨太な歴史ドラマ。
ボクが演じるのは「アメリカ生まれの日本人弁護士、ジョージ山岡」。広田弘毅の無罪を証明しようと奮闘する役どころだ。
音二郎で「頭の中が明治時代」になっていたが、この年末から正月で「頭を戦後の日本」に切り替える作業を進めている。関係する本を色々読み、東京裁判の映画を見て、イメージの外堀から埋めていくのだ。背景を理解すると、おのずとセリフも頭に入ってくるし。
演じるボク自身が、地元福岡で生まれた広田弘毅という人物を知る良い機会になっている。