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2021年4月11日 (日)

「か行の苦行」は続くが、さすがに止まってはいられない。

去年の誕生日は、「さよなら天神コア公演」の中止が決まった日だった。3月を5月に延期して、ギリギリまで上演の可能性を探っていたが、緊急事態宣言でホールがある駅ビルに休業要請が出て、ついに万策尽きたのだ。

その中止発表が、偶然とは言え自分の誕生日だったので、すっかり落ち込んでしまった。理屈で「仕方がない」と自分を納得させようとしたが、心が折れてしまったというか・・・。ついには執筆途中だった「岡部平太の脚本」も、中止が怖くて書けなくなってしまったほど。

「絶対公演を実現させる」と、岡部平太さながらに奮闘する仲谷座長に励まされ、何とか脚本を書き上げ、みんなで力を合わせて公演を実現させたが、本当に苦しい「誕生日からの1年」だったなと。

さて今年の誕生日。残念ながらコロナ禍での苦しみは、まだ世界中で続いている。ワクチン接種が進む外国を見ると光が見えてきそうだが、まだまだ先になりそう。

今日のタイトルに書いた「か行の苦行」というのは、春のお約束「花粉症(治ったと思ったのに、コロナのストレスが原因かな)」に「黄砂」に「コロナ」に「公演中止の恐怖」。

去年は心が折れてしまったけど、さすがに止まってはいられない。今年の岡部平太の脚本には「少しずつかもしれないが、それでも諦めずに進もう」という願いを込めている。

さらに「ギンギラ再開企画」も進んでいる。詳細は間もなく発表予定なのでお楽しみに!

大塚ムネトの不定期日記