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2010年11月20日 (土)

明日は後半通し稽古&泣く泣くカットした場面

今日は後半部の残りを稽古。明日の後半部の通しに向けて場面の確認。

今回の芝居をざっと解説すると、前半部は林雄大を主役に、若き音二郎が、自分の生き方を見つけていくところを描く90分。15分の休憩をはさんでの後半部は、ボクが晩年の音二郎を演じて、実際にやった活動を紹介していくダイジェスト的展開の60分という構成。

晩年といっても音さんは47歳で亡くなったので若いのだが、やったことの量が半端ではないので、後半部もてんこ盛り。今回は、数あるエピソードの中から、「シェークスピアに挑戦したこと」「児童劇を日本で最初に上演したこと」「西洋式の上演方式を取り入れたこと」などを紹介している。当時上演したであろう脚本を見つけ出したので、その一部を3分ずつぐらい劇中劇として上演もする。

劇中劇としては、あと「日本初のSF芝居も上演」という、個人的には一番大好きなエピソードもあったのだが(しかも脚本も手に入れ済!)、今回は上演時間の都合で、泣く泣くカットに。明治の人が夢見た宇宙冒険物という素敵な話なので、是非いつか上演したいと考えている。

大塚ムネトの不定期日記