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2014年10月

2014年10月28日 (火)

稽古初日!

今日はピクニックの事務所で読み合わせ。本当は、新しいアンミックスの事務所で稽古予定だったが、改装工事が遅れているのだ。それで、今日の本読みは、ピクニックの会議室を借りることにした。

本番中のWET4人と、本番直前の宗さんは欠席。あとは予定通り全員がそろう。まず顔合わせをして、早速読み合わせ。

今回の公演は、KBCが密着取材をする事になったので、早速今日からテレビカメラも入る。まあ、ギンギラは取材慣れしているので、いつも通りに大騒ぎしながら楽しく稽古。

何より嬉しかったのが、みんなが「ライブチックな1時間の脚本」をおもしろがってくれた事。本当に良かった。

嬉しくて、稽古のあとは行けるメンバーで飲みにいったよ。

2014年10月27日 (月)

稽古前に新作完成してるよ!&23(火)昼が売り切れ間近

いよいよ明日から12月公演の稽古が始まる。今回はとっくに新作を書き上げているので、明日の初日稽古が楽しみ。

今回の新作はいつもの倍ぐらい手間をかけて書き上げた。まずは、「2時間の本格作品」として緻密に組上げた。ここまではいつもの作業。で、ここから、あえて一度組上げた作品をバラして、「1時間のライブチックな作品」に書き換えたのだ。

書き換えのイメージは、初期ギンギラの「理屈とおバカだったら、おバカを優先したライブなノリ」。パワーアップしつつの原点回帰というか。

自分としては、納得の仕上がりなのだが、1点心配なこともある。それは、緻密に出来ていたモノ語りを、「わざとラフに削った面白さ」が、明日の読み合わせでみんなと共有できるかという点。

「ボクが面白いと思っているポイントを、みんなも楽しんでくれたらいいが・・・」と、ちょっと心配もしつつ、明日の読み合わせが楽しみ。

※先週25(土)からチケットの一般発売が始まり、すでに23(火)昼の分が売り切れ間近とのこと。嬉しいねぇ。ありがとう! 

2014年10月19日 (日)

伊佐2日目は「脚本講座」

昼から脚本講座。いつもが2時間ぐらいなので、どうしても消化不良になる。今日は昼から夜までじっくり時間をとって個別に脚本作り。

参加者ごとに「場面が浮かばない」「セリフが書けない」など悩みが違うので、それぞれに合わせてボクが実例を示しながらアドバイスをする。

「全体で共有した方が良い問題」があったときには全員に聞いてもらい、後は、それぞれと相談。解決方法を教えた後は、本人の執筆時間にして、書いたら確認を繰り返す。直すたびに面白くなっていく手応えが嬉しい。

脚本大会は夜8時で終了し、「やってみるコース」の見学へ。最初の集まりの時は、ボクが受け持つ「書いてみるコース」も含めて、未経験者がザワザワしていたが、今日は劇空間が成立していた。さすが永山さん。

最終の新幹線で博多へ。情宣ツアーから始まった怒濤の一週間は良い感じで終了。 

2014年10月18日 (土)

今月の伊佐取材

いつもは日帰りだが、今回は明日まで2日間の予定。まず今日は夕方から伊佐の子供達に集まってもらって「これからの伊佐について」の取材。街の物語を作る上で、「これからの伊佐を支える世代」の思いも知らないとね。

夜は「書いてみるコース」のみんなとご飯会。街作りに関わっている人もいて、「これからの伊佐について~大人版」という感じだった。

ボクが作る物語で、一気に街が変わる事はないと思うけど、変化するキッカケになればと奮闘中。

2014年10月13日 (月)

久々の情宣ツアー

ギンギラの企画が大きくなるにつれて宣伝も分業となり、ボクが現場に行く機会が減っていた。「いかんなー」と思いつつも、忙しさを言い訳にしていたというか。

今回は「新しい劇場で始まる新シリーズ」なので、初心に戻って自分で宣伝をしようと決めていた。直接、担当の方を訪ねて思いを聞いてもらうのだ。

企画書を送って取材を頼むところから全部自分でやるのは久しぶり。でも、思い返せば最初はそうやって会いに行って話を聞いてもらっていたわけで。これってとっても大切な事なのだと、改めて思う。

今週から毎日取材を受ける事になっている。久々に連絡をした方も多いが、時間をとってもらえるのがありがたい。 

2014年10月12日 (日)

先行で買ってくれたお客さまへ

昨日はDM先行だったが、おかげさまでいつも通りな売れ行きだった。

何が起きるかわからない2ヶ月先の予定を「まずギンギラに」と決めて買ってくれたわけで、本当に感謝の気持ちで一杯になる。

お客さまから届いた「まってたよ」と書かれた応援ハガキは、モニターの横に置いて励みにしている。

頑張りますよ!

2014年10月 6日 (月)

和菓子時代劇だけど・・・ダイエーのこと

「いずれダイエーの名前がなくなる・・・」という報道が。

大阪生まれのダイエーは、福岡のお店になろうと一生懸命頑張ってくれた。地元の期待に応えて福岡に球団を持ってきてくれて、ドームも作った。キャナルシティの計画も、実現のためにしっかり支えていた。

ダイエーは、福岡のために本当に色々やってくれた。

ギンギラを最初に支えてくれたのも、ドーム内にあったスポーツバーだった。ローソンチケットで発売を開始して、ついにプレイガイドで前売券が売り切れたときは「地元でちゃんとチケットが売れる劇団になった」と、関係者みんなで大喜びした。そうやってドームで育ち、今のギンギラがある。

今回の芝居に出すつもりはなかったが、この報道を聞いて「絶対出そう」と決めたよ。どんな出方になるかはこれから考えることに。 

2014年10月 2日 (木)

やるせない映画が続いて放送

原稿書きで徹夜になってしまい、「寝る前にケーブルテレビの映画チャンネルで気分転換」と思ったら、つい2本連続で映画を見てしまった。この選択は間違いだった・・・おかげで寝不足で翌日がつらいの何の・・・。

まず見たのはCSのムービープラスで放送の「狼たちの処刑台」。主演のマイケルケインが「老いた元軍人」として登場し、唯一の友達を殺した街の悪人たちに復讐する話。弱々しく見せながらも、確実に一人ずつ復讐をしていく主人公を見事に演じていた。

で、この映画が終わって「さあ、めざましテレビを見て仮眠をとるか」とチャンネルを変えていたら、WOWOWでまさかの「狼よさらば」が放送中!これもやはり一般人の主人公が悪人に復讐する話。しかも放送は吹替版。懐かしい声優たちの、絶妙なセリフ回しに、つい最後まで見てしまった。主演のチャールズ・ブロンソンが良い。そして吹替えの枯れっぷりも良い。

ああ・・・こうして寝不足になってしまった。

2014年10月 1日 (水)

12月公演の情報解禁

今日から12月公演の情報解禁。ようやく発表できるのが嬉しい。

12月は、JR九州ホールとの初提携公演が決定した。題して、「博多千年モノ語りシリーズ」。今回は、「博多のお菓子」と「博多駅の歴史」をモノ語る2本立て公演。

ギンギラの芝居は「天神で天神流通戦争の話」「嘉穂劇場で和菓子の話」など、上演する場所にもこだわってきた。博多のお話を上演するなら、そりゃあ、博多駅にあるJR九州ホールがピッタリだろうと2年越しで準備を進め、ついに12月に実現する事になったのだ。

そもそものキッカケは、博多座で上演した「川上音二郎」の脚本取材で、音二郎の墓がある承天寺を訪れた事だった。このお寺は、まんじゅう、そば、うどんの発祥に関わり、博多織が生まれるキッカケも作り、さらに博多祇園山笠のルーツにもなっている、まさに「博多のモノ語りが一杯」のお寺。

この承天寺のエピソードを織り交ぜた「博多のモノ語り」を、いずれ上演したいと思っていたのだ。今年はちょうど「博多千年門」も完成し、ついにそのときが来たというわけ。 

大塚ムネトの不定期日記