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2007年10月

2007年10月31日 (水)

小屋入り2日目

金曜からの本番に備え、火曜日から仕込み中。初日は大道具の建て込み、2日目は大道具の続きと照明、音響の仕込み。嘉穂劇場公演ではセットをしっかり作るので道具の仕込みだけでも大変なのだ。役者が舞台を使うのは明日からの予定だったが、セットになれるため、「スタッフが休憩中に舞台を使う」という時間差作戦で舞台を使う。

図面ではわかっていたが実際に見るとその大きさにびっくりの某セットにみんな大喜び。きっとお客様もバカだなぁと喜んでくれると思う。初っぱなからおバカ全開なので期待してほしい。

今日も、夜10時でいったん解散し、帰宅組はバス停へ。僕はもちろん劇場泊まり組。夜は、ほかにも何人かいる泊まり組と一緒にスーパー銭湯で疲れを癒し、コンビニでおやつを買って楽しく過ごしている。舞台のすぐ裏にある座長部屋で過ごしているので、「自分が出演する舞台とともに過ごす」という最高に幸せな日々。

今回はかぶり物も順調に製作が進んでいる。なので演出と役者に集中して、日々出来上がっていく舞台を楽しんでいる。何たって10周年の締めくくり。もう嘉穂劇場を存分に使い大暴れするのでお楽しみに!

2007年10月27日 (土)

通し稽古&上演時間は約2時間

アクティブの地下稽古場で昼から稽古。まずは殺陣の確認。ギンギラで殺陣と言えば次賀君。現在は東京で活動中だが、今回の公演のため2ヶ月みっちり稽古に参加してくれている。メインキャラを演じつつ、殺陣指導、さらに演出補として、ボクと一緒に全体を見ている。

次賀君が演じるのは、チロルチョコのライバルであるライスチョコを率いる軍師「米隠れチョコ蔵」。実際の現場でも、ボクの右腕として頑張ってくれている。まさに頼りになる侍。

今日の通しは一部と二部をあわせて1時間55分。練習当初は、それぞれ1時間を超えていたが、ギリギリまで刈り込むことで、2時間以内になった。目標は1時間40分だったので、プラス15分。「面白さ15分、さらに上乗せ」と言うことで。

2007年10月25日 (木)

第2部を通す。

今回の作品は10分休憩をはさんでの2部構成。上演は1時間50分を予定していたが、第1部の通しが約1時間で、今日の2部も同じぐらいだったので、全体で2時間弱になりそう。

まだまだテンポを上げて良いところがあるので、さらに短くなるはず。テンポよく進むリズムを大切にしたいところ。

2007年10月24日 (水)

稽古前最後の休み

昼から全体スタッフ会議。夕方からは引き続きかぶりモノ製作。なので全然休みにあらず。 ご褒美の豪華本「スターウォーズ・ウォールト」は着いたが、忙しいこともあって開けないまま。このまま公演が終わるまでのにんじんとして頑張ってもらおうと思う。

今回も100個近いかぶりモノが登場。すでに出来上がっているチロル軍団も、汗で破れる紙包装を取り、全て布で包み直すことに。これが結構大変で面倒な作業だが、仕上がりがきれいなのでやった甲斐がある。新かぶりモノ、そしてバージョンアップしたかぶりモノが続々登場するよ!

2007年10月21日 (日)

エンタメの力

電車祭りで、朝9時に筑紫車両基地へ。これま休憩室にステージを作っていたが、今回からは、電車を整備する巨大工場内にステージを移動。おかげで今まで以上にたくさんのお客様に見てもらえた。

公演の合間に、ギンギラファンだという家族連れに出会った。まだ小さな女の子だったが、ギンギラDVDをいつも見てくれているとのこと。家から持ってきたDVDにサインを頼まれたので、みんなで喜んでサインをする。その後一緒に記念撮影。この日記も見てくれているとのこと。いつも応援ありがとうね。更新が滞っててごめんなさい。

演劇人口が少ない状況の中で、ボクはエンターテインメントの道を選んだ。そうやって劇場に来ない一般の方々の垣根を取り払い、たくさんのお客様に見てもらえるようになった。今日のように、小さなお客様に出会うと、エンタメ力は世代の垣根も取り払ってくれるんだなぁと、改めてエンターテインメントの魅力を思う。

2007年10月 8日 (月)

宇宙戦艦ヤマト再放送開始

ちょうどこの日記の一番最初(2001年10月5日を)がヤマトの話からだった。当時まだアニメではなくテレビ漫画と言われていた時代。漠然と「中学になったら漫画は卒業なのかなぁ・・・」と思い始めたところにヤマトの放送が始まった。小学生のボクらも熱中したが、なにより当時、中学・高校生だった世代が騒ぎ出したおかげで「漫画」から「アニメ」と呼び名が変わり、アニメなら大人が見てもいいと言うようなムードになったように思う。

おなじ頃に公開されたスターウォーズと宇宙戦艦ヤマト劇場版、これがボクにとっての強烈な原体験になっている。もちろん今でも大好き。

ちなみに今月の目の前にぶら下げるにんじんは、19日発売の「スターウォーズ・ヴォールト」と言う豪華本。http://shop.kodansha.jp/bc/yoyaku/books/starwars/

ジョン・ウイリアムスの楽譜とか、ルーカスの手紙とか、貴重な品々50点のレプリカ集。この本を楽しみに9月から頑張っている。ちょっと高いけど、全然飲みにも行かず、ひたすら稽古と執筆とかぶりモノの日々なのだ。これぐらいのご褒美がなければ。

いくらでもぶら下げるにんじん(ご褒美)が欲しい時にはじまった再放送に大喜び。せっかくだからDVDに録画。あーあ・・・「一番良い記録方式で残したいマニアの悲しさ」がまた始まった。ベータから始まるヤマトコレクションは、VHS、さらにS-VHS、そしてDVDへ。バカだよね。でも大好きだから仕方がないんだよなぁ・・・。

2007年10月 6日 (土)

ほぼ「アクティブビル」と言ってもいいような・・・

新しくなったアクティブの事務所には地下稽古場がある。今日は昼1時から夜10時までみっちり稽古。この場所を使うのは初めてだが、気心知れている方の稽古場なので、とても快適。途中で社長の伊集院さんにあいさつに行ったら、焼酎をもらってしまった。お世話になるのはこっちなんだから、こっちが酒を持っていかないといけないのに・・・。いつも甘えてすみません。

引っ越しをする前、まだ改装中のビルの中で、伊集院さんは「この場所を、芝居仲間の梁山泊にしたいんだ」と熱く語っていた。そして今、上の稽古場では雄大が無限の稽古をし、地下ではボクらが稽古。着々と夢が形になっているのではないかと。

昔、大阪で後藤ひろひと氏と芝居をした時、今は無き扇町ビルには南河内と新感線の事務所があり、屋上でボクらは楽しく稽古をしていた。あの時も、まさに梁山泊という感じだったなぁ・・・と懐かしいことを思い出したりしながらの稽古。

2007年10月 5日 (金)

東京公演チラシ作り

今日データを入稿。仕上げの直前に、チームナックスの事務所オフィースキューから協力したいとの申し出があった。嬉しいね。ナックス代表の森崎氏とは対談以来。現在アフタートークの調整中。

演劇関係者からは、この制作体制(ギンギラ・ピクニック・アミューズ・ゴーチ・パルコ)に驚かれたりしているが、それぞれの方とギンギラがしっかり信頼関係をつくってきたからこそ。お客様ともそう。リピーターとなり口コミでお客様が増えているのは信頼関係があればこそ。

信頼関係をしっかり築くことで、「より大きくて無茶でワクワクする目標」に向かっていくのだ。何たってキャパ700近い銀河劇場で6回公演だもの。

東京の知りあいにぜひ宣伝してね。

2007年10月 4日 (木)

21日開催の電車祭り打ち合わせ

夕方から西鉄本社で電車祭り打ち合わせ。すっかり恒例になった筑紫車両基地でのミニライブ。今年は会場を車両工場内に変えて上演。「電車のすぐ横で電車物語を上演」というわけ。楽しいでしょ。

詳しくは西鉄HPを(ニュースリリース)http://www.nishitetsu.co.jp/release/2007/07_71.htm

あと電車広報誌コンパスのコラムも読めるよ。http://www.nishitetsu.co.jp/com_pas/history_3.htm(今回はだざいふ園の機関車弁慶号について)

大塚ムネトの不定期日記