« 2008年7月 | メイン | 2008年9月 »

2008年8月

2008年8月26日 (火)

届いた2つの訃報

ギンギラに縁のあった方の訃報が相次いで届いた。どちらもボクと同世代。一人はボクが主宰になってすぐの頃、DMを作ってくれていた方で、どこまでもこだわるボクに根気よくつき合ってくれていた。今ボクが自分でチラシを作れるようになったのは、この方の横でずっと作業を見て覚えたから。立ち上げの頃に本当にお世話になった方だった。

この知らせに戸惑っているところにメールでもう一つの訃報が届いた。こちらは公な活動をしていた方なので名前を出してもいいだろうと思う。漂流画報を発行していたマヤ北島さんだ。マヤさんとは色々な思い出がある。改めてこの日記でもマヤさんのことを書こうと思う。しかし、縁があった方の訃報が二つも届くなんて・・・・。

ご冥福をお祈りします。

2008年8月25日 (月)

「人を傷つけず、理にかなっていて、楽しいこと」は実現すると信じている

朝までにポスターデザイン案を仕上げ各方面に送る。意見を踏まえ最終デザインを仕上げる予定。仮眠をとり午後からシティ情報編集部でパンフの打ち合わせ。担当のライターさんは、ボクがギンギラの主宰になって最初に取材をしてくれた方。その時にボクは、ギンギラの将来を熱く語った。その後、ふくおかの演劇ページでボクのコラムを企画してくれ「ボクが文章を書くキッカケをくれた恩人」でもある。なので、開拓史のパンフの打ち合わせをしながら、「語っていた事を実現しましたよね」と、ちょっとしみじみ。

夜は某美術館の方と打ち合わせ。「美術館ジャックが出来たらいね」と盛り上がった。半分冗談みたいな話だけど、きっと実現すると思う。

2005年6月6日の日記にも書いているが、「人を傷つけず、理にかなっていて、楽しいこと」なら、言い張っていれば(もちろん行動も必要だけど)、絶対実現する・・・と、ボクは信じている。

ちなみに同じ2005年6月3日には1万人公演への決意を書いている。3年計画のいよいよ仕上げだ。そして次の3年へのスタートでもある。

2008年8月24日 (日)

ラストシーン

今日の稽古でラストシーンに手をつける。個人的にはバタバタ忙しい日々だが稽古が順調なので何より。ダブルキャストの場面も、それぞれの持ち味が見えてきて楽しみ。

まだ細かく決め込まずに、大枠のイメージを確認して、9月の1ヶ月でみっちり世界を構築出来ればと考えている。

家に戻って車内吊り用ポスターの制作。今週も色々と締切があるので油断出来ない。

2008年8月23日 (土)

チケット一般発売日&制作会議3

今日は福岡チームでの10月公演の制作会議。いよいよ今日から発売なのを踏まえて今後の情宣方法を相談。会議のあとは稽古。今日はきららの池田さんが遊びに来たので、お客様を巻き込む場面の稽古で池田さんに参加してもらう。楽しい稽古だった。

3日連続の会議でちょっと疲れていたが、稽古をする事で元気が復活。

2008年8月22日 (金)

制作会議2

今日は東京からアミューズチームも合流しての全体制作会議。昨日の話を踏まえて、今後の事を相談。まずはアミューズチームが頑張ってくれて実現した11月の「0系引退の日公演」について。情宣、マスコミへの露出作戦など。時期的に9月に取材を受ける事になりそうなので、ポンキッキの収録前後に会わせて、出来るだけ稽古を休まないでいいように調整を頼む。

その後は来年以降について話す。地元にこだわる「地産地消」のままで輪がひろがっていくのが嬉しい限り。

2008年8月21日 (木)

制作会議1

ピクニック事務所でプロデューサー会議。再来年のタイムスケジュールまでを確認する。いつの間にか認識がズレていたことなどもあり、細かなミーティングの必要性を痛感した。会議のあとは家に戻って作業。

2008年8月19日 (火)

素敵な研究

観覧車を研究している方から問い合わせのメールが来た。福井さんという方で「観覧車物語―110年の歴史をめぐる(平凡社) 」という本も出している観覧車研究家。何と素敵な研究だろう。福井さんは、この日記の2002年10月3日に「岩田屋の観覧車が福岡市動物園にある」と書いているのを見つけて、詳しいことが知りたいとのこと。

この観覧車については管理製造している会社に取材したが、正確には「各地のデパートから引き取った観覧車の部品を再利用して新たに組み立てたもので、ゴンドラが岩田屋の観覧車から流用した」ということだった。当時連載していた九州ウォーカーのコラムには、この辺の事情まで詳しく書いていたが、自分の日記には簡単に「岩田屋の観覧車」と書いていただけだったので、メールの返信で事情を説明。

福井さんは「現役で日本最古の観覧車」を探しているんだそうだ。ただ、中古で購入されていたり、前身が不明だったりと、なかなか特定が難しいとのこと。

すごく興味を引かれる話だ。

2008年8月18日 (月)

池袋あうるすぽっとへ劇場下見

12月公演をする池袋の「あうるすぽっと」へ。最寄り駅の有楽町線東池袋で待ち合わせ。駅を出てすぐのビルの中に劇場はある。キャパは300とホームグラウンドの西鉄ホールを少し小さくしたような空間。ちょうどヨーロッパ企画が仕込み中だったので、劇団の方に挨拶をして舞台上、楽屋など見せてもらう。とても使いやすそうな小屋で嬉しくなる。聞いたところではすでに2年先まで予定が埋まっているとか。

主役である0系新幹線が引退する日をはさんで劇場が取れるなんてホントラッキーだと思う。

下見のあと飛行機までの待ち時間で企画案を仕上げ先方にメールで送る。乗り物での移動中が一番ひらめくので、こうした移動はとてもいい時間。ただしあまり連チャンだと疲れて眠てしまうのでだめだけど・・・。

2008年8月17日 (日)

今月の東京行きは今日が最後

冒険王のイベントもあり、10日、13日、今日と今週は怒濤の東京往復が続いている。飛行機大好きのボクだけど、やっぱさすがにきついかな。今日で今月の東京行きは全て終わりなので、気合で朝5時に起きて始発で東京へ。午前中まず収録。午後から予定のイベントは雨で中止。せっかくリハーサルもしてみんなで準備していたのでとても残念。夕方から局内の別室で某企画の打ち合わせ。決まればとても楽しいことになりそう。

明日は12月の劇場下見なので、「必殺日帰り」ではなく渋谷のホテルへ。アミューズチームと食事をしてホテルに戻って爆睡。東京に泊まり。

2008年8月16日 (土)

劇団道化「吉林食堂」

アフタートークの出演を頼まれて道化の「吉林食堂」を観る。残留孤児の問題を、身近な人物達の物語として、時には笑いも織り交ぜながら丁寧に描いた作品だった。セットも作り込まれていたし、役者達も皆良かった。最後の「時代設定が変わる」演出も素敵。この作品はこれから各地で上演していくとのことなので、機会があればぜひどうぞ。

このところ他の芝居を全然観れていないので、こうした素敵な芝居に出会うと「劇場に無理しても通わなければ」と反省する。今回もアフタートークの話がなければいけなかったかもしれない。出会いに感謝。ただ、スケジュールがうまくいかないのは、今日はエリカちゃんが演出の芝居もあったこと。これぜひ観たかったのでとても残念。山田エリカ演出はとても刺激的で出演していても面白い。また役者で参加出来るといいんだけど。

大塚ムネトの不定期日記