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2002年6月

2002年6月30日 (日)

初演の脚本にはあったが、今回は無くなる場面

つぶれかけた「アサヒ靴さん」が客席に登場。当時はやっていたナイキのシューズを履いたお客様に「そげんナイキがよかね、ジャストフイットがよかね。何がエアーね、ジャストフィットならうちにもよか商品があるバイ。ほら、アサヒ靴の人気商品、地下足袋!」といって、地下足袋を無理矢理お客さんにはかせて、お客さんがはいていたナイキのシューズは没収する(もちろん芝居が終わった後にちゃんと返す)という場面が初演の脚本にはあった。

実はこの場面、本番ではカットになった。どうしてボツにしたんだろう?読み返してみるとおもしろいような気がするんだが・・・多分いつものごとく全体が長くなったので、「本編に全然関係ない」このシーンがカットになったんだろうなぁ。(開拓史の「まんだらけさん」といい、お客様に観てもらうことなく消えていく「ボツキャラ」って意外に多いのだ。)

一生埋もれたままにしておくのが何だかかわいそうだったので日記で発表してみたが、どう?やっぱりボツになって当然か・・・。

2002年6月29日 (土)

ひたすら家にこもって書き直しの日々。

書き直す上での最大の問題は「中心となる時間」をいつに設定するかと言うこと。初演の時には「新しいターミナルビルが誕生するとき」が基本の時間軸だったが、最新の情報を入れようとすると、物語の中心が過去になってしまう。初演の時は「時間は動かさずに、そのかわり登場キャラたちが様々な事件を起こすことで物語を展開」したが、今回は「時間軸を動かしても大丈夫な仕掛け」をつくらないといけない。

あと、初演の時にはちょっとしか登場しなかった「昭和バス」の出番も増える予定。(マリノアってバスのアクセスは昭和バスだけなのだ!西鉄やくざバス軍団の話なのに、会場には昭和バスしか走ってないのが何だかおかしくて・・・これは昭和バスの出番を増やさないとね。)

2002年6月28日 (金)

果たして間に合うのか!!

8月は「愛と青春のバスたち」を再演することにしているが、この作品って初演は1998年なので今脚本を読み返すとネタが古いところが多い・・・なんだか、このまま上演するのは、あまりにも芸がないような気がするので、思い切って書き直すことにした。

本来書き直さないで上演するつもりだったので、果たして間に合うのか心配でもあるが・・・でも、やっぱり「まんま再演」はつまんないよね。

大まかなストーリーは変えずに(そこまでいじりだしたら絶対間に合わない!)、「途中に登場するエピソード」を出来るだけ最新のものに差し替えるつもりだ。

2002年6月27日 (木)

危ない危ない・・・

今日は8月公演のチラシを仕上げる日。ある程度完成しているので制作の立石さんにも確認してもらおうとFAXで送ったら、出てくる出てくる「誤字、間違い」の嵐。もう、大慌てで修正する。ふー危ない危ない・・・。

しかし、自分でも何回も確認しながら作っているはずなのに何でこんなに間違いがあるんだろう?ずっと画面を見て作ってるから、「間違いも込み」で見慣れてしまうのが原因かなぁ・・・。

実は今だから告白するけど、ある雑誌に「ギンギラ太陽’S」じゃなくて「ギラギラ太陽’S」と出たこともあるのだ(もちろん最終チェックをしてOKを出したのはボク!・・・もう最悪だよね。)

2002年6月26日 (水)

年相応って・・・

最近岩田屋役をやることが多いが、「37歳が人前で赤パンはいてていいのか?」と、不安になる今日この頃・・・・え、何が言いたいのかって?いやね、今日ラジオCMのナレ録りだったんだけど、ついに「小学生の子持ちの父親役」というのがまわってきたわけですよ。某遊園地のプールのCMなんだけど、設定が小学生の娘と父の会話なわけ・・・「そうか、ついに子持ちの役がくるようになったか」と、ちょっとさびしいような気分。

で、「赤パンはいてる場合なのか?」と考えてしまったわけね。まあ、「こうなったらヨボヨボになってもレオタを着てやる!」と、すぐに開き直りましたけどね。

2002年6月25日 (火)

博多人形講座

今日は週に1度の博多人形体験講座の日。今日のテーマは「粘土で顔を作る」。まだ基礎的なことは何も教わっていないのだが、「とりあえず、好きに作ってみなさい」という事で参加者がそれぞれ好き勝手に顔を作ることになった。誰を作ってもいいということだったのでボクはスタートレックのピカード艦長を作ることにした。もちろんスタトレ好きだからということもあるが、ピカード艦長はスキンヘッドなので作りやすいような気がしたのだ。(だって、髪の毛の再現ってすごく難しそうだし・・・)

ところが!!おなじみのキャラと思って作り始めたのに、これがなかなか形にならない。耳の形、顎のラインがどうやって首につながっているのか、顔の筋肉の付き方など、「普段見ているはずの部分」が全然具体的な形にならないのだ。

いかに普段きちっとものを見ていないかと言うことなんだろうな・・・。顎のライン、耳の形などをつかもうと、粘土でぐちゃぐちゃな手で自分の顔を触りまくって必死に形にする。必死になって粘土と格闘しているうちに今日の授業が終了。いつもながらあっという間の2時間だった。粘土と向かい合っているのが楽しくて仕方がない・・・早く来週にならないかなぁ。

2002年6月24日 (月)

自分の頭の中を見るの巻

高校卒業してから健康診断を受けたことがない。さすがにこのへんで診てもらった方がいいだろうということになって病院へ。最近ずっと頭が痛かったので、まずはMRIという機械で頭を撮影することになった。この機械を使うと、まるで「頭をたてに輪切りにしたような写真」が撮れるんだそうだ。ただしこのMRIでの撮影は、狭いところに頭を入れて10分近くジッとしていないといけないので閉所恐怖症の人だと無理かもしれない。しかも、撮影中はものすごく大きな音が鳴り響いている。ボクは、狭いところは平気だけど、耳元で鳴り響く音には参ってしまった。

しばらくして、全部で20枚ほどの「自分の頭を輪切りにした写真」ができあがった。自分で自分の頭の中を見るなんて何だか不思議な感じ。「輪切りにした自分の脳」の写真を見て「そうか、これがオレの脳味噌なのか・・・たしかしわが多いといいんだよなあ。でも、これってしわが多いのかな少ないのかな・・・」と興味津々なのだが、悲しいかな素人なので何が何だかわからない。ああ、こんな時に医学的な知識があれば、きっとこの写真からいろんな事がわかるんだろうなあ・・・。せっかくの輪切り写真を前に何だか損した気分。

写真を見て「別に問題は無いですね。」と一言で片づける先生。小心者のボクは「え?せっかく輪切りにしたのに、いっぱいあるのに、もっとボクの脳味噌のこと色々教えて下さいよ!」とは言えなかった。

2002年6月23日 (日)

今日が最終出荷!!

昨日「ボークス」の店長に聞いた情報では、ミニ戦車がオマケの食玩「ワールドタンクミュージアム」の第1弾が今日最終出荷なのだそうだ。これってすごい人気で、何と全国で300万個も売れたんだって!(もちろんボクも集めている)最後の出荷とあってボークスには「箱買い」どころか「カートン買い」の予約がいっぱいとのこと。ちなみに「箱買い」というのは250円×10個入り=2500円で、「カートン買い」というのは1箱2500円×8=2万円。「箱買い」はボクも経験あるけど、さすがに「カートン買い」はしたことがない。まとめて80個も買うなんて、まさに「大人買い」だ!(ちょっとうらやましい・・・)

2002年6月22日 (土)

アイラブタミヤ展

イムズ8階アルティアムで開催中の「アイラブタミヤ展」を見に行く。展示されているのが1960年代のプラモデルなので「ああ、これ作ったよ!」とか、「あー!!これ、欲しかったんだよなー」と、いちいち大騒ぎ。他にもジオラマや懐かしい雑誌広告(プラモの広告なんだけど、同じページには、これまた懐かしい切手の通信販売の広告があったりする)など盛りだくさん。いつもはアートな作品を売っているアルティアムの入り口までまるで模型店のようになっていて「ああ、一生このままだったらいいのに」と思ってしまった。燃え上がったプラモ魂を落ち着かせるために西通りの「ボークス」へ。ボクと同じ歳の店長とタミヤ展の話で盛り上がる。ついでに「タイ・ファイター」(スターウォーズにでてくる帝国軍の戦闘機)のプラモを買う。

燃え上がったプラモ魂を落ち着かせるには作るしかない! 

2002年6月21日 (金)

さあ、8月の準備!!

昨日1日ダメダメで過ごしていたので携帯の着信がたまっている。「昨日はへばっていたんです。ごめんなさい」と、片っ端からお詫びの電話をかける。お詫び行脚が終わったところで、いよいよ8月公演のチラシ作り。本当は6月公演の最中に作らないといけなかったのだが、「さすがに公演中に他のことは勘弁して」と制作に頼んで締め切りを遅らせてもらっていたのだ。来週入稿の予定なので今日は1日バリバリ作る。

大塚ムネトの不定期日記