初演の脚本にはあったが、今回は無くなる場面
つぶれかけた「アサヒ靴さん」が客席に登場。当時はやっていたナイキのシューズを履いたお客様に「そげんナイキがよかね、ジャストフイットがよかね。何がエアーね、ジャストフィットならうちにもよか商品があるバイ。ほら、アサヒ靴の人気商品、地下足袋!」といって、地下足袋を無理矢理お客さんにはかせて、お客さんがはいていたナイキのシューズは没収する(もちろん芝居が終わった後にちゃんと返す)という場面が初演の脚本にはあった。
実はこの場面、本番ではカットになった。どうしてボツにしたんだろう?読み返してみるとおもしろいような気がするんだが・・・多分いつものごとく全体が長くなったので、「本編に全然関係ない」このシーンがカットになったんだろうなぁ。(開拓史の「まんだらけさん」といい、お客様に観てもらうことなく消えていく「ボツキャラ」って意外に多いのだ。)
一生埋もれたままにしておくのが何だかかわいそうだったので日記で発表してみたが、どう?やっぱりボツになって当然か・・・。