« 2002年6月 | メイン | 2002年8月 »

2002年7月

2002年7月21日 (日)

立ち回り

すっかり作品が「任侠モノ」にかわったので当然「立ち回り」のシーンが何カ所かある。きょうは「立ち回り」をどうするかみんなで相談しながらの稽古だった。いやぁ、立ち回りって難しい。ポーズが決まらないと格好悪いのバレバレだし・・・。

夜中にCSのディスカバリーチャンネルで「ブルース・リーの生涯」をやっていたので、何か立ち回りの参考になるかと思ってみていたが、もうブルースの動きが早いの何の・・・。参考になるかもなんて思ったボクがバカだった。でも、思い切って今度演出をつける時に「ほら、そこはブルースみたいに素早く!!」って言ってみようかな。

きっと「じゃあ、まずは大塚さんがやってみて下さいよ!」って、みんなからツッコミが入るだろうなあ・・・やっぱりやめておこう。

2002年7月20日 (土)

稽古場の何げない会話より

休憩中に、なぜか手品の話になった。そうしたら「幸薄い役をやらせればギンギラNO.1の」やっちゃんが「昔、手品のアシスタントのバイトをしたことがある」と話してくれた。

まったく、やっちゃんは不思議な人だ。ボクもいろんな人に会ってきたが、手品のアシスタントをしていた人なんて初めて。で、話を聞いていたら、なんと「箱の中に入って外から次々に剣を刺す手品」をやったことがあるんだって!それを聞いて「おーすげー本格的!」と稽古場は大盛り上がり。どういう仕掛けなの?と聞いたら

「あんなの仕掛けなんかありませんよ。中に入っているあたしが必死に剣をよけているだけです。あ、一回刺さりそうになったことがあって大変でした。」だって!!それを聞いて稽古場は大爆笑となった。

あの、断っておくけど、「剣を刺す手品」の全部がこんな仕組みかどうかはわかりませんので・・・たまたまやっちゃんがバイトでやったところはそうだったと言うことですからね。

2002年7月19日 (金)

世界1小さい歯車

をつくる会社が日本にあるとTVのニュースでやっていた。番組では米粒の上にのった歯車の映像が紹介されていた。この映像を見ていたら、別の番組で見たスイスの時計職人のことを思い出した。

その番組に登場した、ある時計職人は、机の端を口でかじって顔を固定しながら作業をしていた。少しでも顔がぶれたら手元が狂ってしまうからだ。その職人は大きな虫眼鏡を使って直径数ミリの歯車を作っていたが、なんと、歯車の歯を特殊なヤスリで1つ1つ削りだして作っていたのだ!なんて気が遠くなる作業なんだろう・・・。

また、別の職人は顕微鏡を覗きながら「たて1ミリ×よこ2ミリ」の広さでの作業を続けていた。その時の作業は、なんと、「0.5ミリの58面ダイヤモンド2000個を時計のフレームに1つ1つ手作業で埋め込んでいく」という作業だった(すごすぎる!!)・・・一瞬でも手元が狂ったら終わり。すさまじい集中力で1つ1つのダイヤを埋め込んでいく。番組を見ているこっちまで緊張感が伝わってきて、思わず息を止めて番組を見てしまったほどだった。

最後に登場した職人は、「時間に正確でありながら、シンプルな構造にする」というのを追求していた。理由は「自分が死んだあとに時計が壊れても、他の人が修理できるようにしたいから」だって。「そうすることで自分の作った時計と共に自分が永遠に生きるのだ。」と語っていた。・・・自分が死んだあとのことまで考えて時計を作ってるなんて・・・・これまたすごいよね。

一流の時計職人が作った時計は、芸術品として「ビックリするほど高い値段」で販売されているが、この番組を見ていたら(僕にはとても買えないが)何となく値段に納得してしまった。だって、1つ1つの時計を作るのに命を削って作ってるのがよくわかったもんね。

2002年7月18日 (木)

追加DMがまもなく完成

稽古の時間まで、追加DMのデータ作り。DMのデザインと全体の構成はボクがやっているが、実はボクがフォトショップ(画像処理ソフト)しか使えないので、このHPの管理人でもある藤尾君に、文字をイラストレーターで差し替える作業と、最終的な入稿データ作りをやってもらっている。「イラストレーターなんて、簡単ですよ。」と藤尾君はいうが、フォトショップでも文字の作業が出来るのでついフォトショップで片づけてしまう。ただし、フォトショップで文字を使うと、「画像」として認識されてしまうので、フォントの変更も、改行もできない。しかたなく別にメモを開いてテキストデータで文章を入力して、いちいちコピーしながらフォトショップで文字を使っている。

うーんと、今日の日記って内容が分かってもらえるかな・・・・まあ、とにかく、フォトショップで文字を使うのははめんどくさいって事。

元々ギンギラのチラシって写真を加工して作っていたので、まずフォトショップから覚えてしまったんだよなあ・・・。

で、今は「映像編集ソフト」を使って自分で映画を作ることに興味があるので、イラストレーターを使いこなせるようになるのは、まだまだ先になりそうだ。

2002年7月17日 (水)

国際スパイ博物館

というのがアメリカに出来ると今日の新聞に載っていた。この博物館では、アメリカや旧ソ連のスパイが実際に使っていた「秘密兵器」が展示されるんだって!・・・どうもボクはこの「秘密兵器」という言葉に弱い。

小さい頃からこの手の道具を紹介する本を集めているが、一番のお気に入りは、同朋舎出版の「ビジュアルディクショナリー特殊部隊」って本。この図鑑では古今東西の秘密兵器がカラー写真付きで紹介されている。

例えば、第二時大戦中にイギリスのスパイが持っていた「おしっこをかけると地図が浮かびあがるハンカチ」とか、「一見ただのマッチだが中に磁気を帯びた針が入っていて水に浮かべるとどっちが北かわかる秘密コンパス」とか・・・紹介されているのは、もう読んでいてワクワクするモノばかり。

新聞の記事でもいくつか紹介していたが、ボクが気に入ったのは旧ソ連の女性スパイが持っていたという秘密兵器「死のキス」。まずこの名前がいいよね「死のキス」だって!・・・まんまスバイ映画に出てきそうだもん。さて、この「死のキス」ってどんな兵器だと思う?なんと、小さな口紅型の小型拳銃の事でした。

この博物館では、見物客を隠し撮りして、その撮った写真を出口で渡す「スパイ監視体験」ってのもあるらしい。「そんなことしていいのか?」とツッコミを入れつつ、かなりこの博物館に行きたくなってしまった。 

2002年7月16日 (火)

無謀な挑戦は続く!・・・のか?

今日は博多人形講座の日。夕方からの講座に備えて、人形のデッサン。この講座では約1年かけて一体の人形を作るのだが、まずは「どんな人形を作りたいか」デッサンしなければいけない。どんな人形を作るかかなり迷っていたが(もちろん最終目標は「ギンギラキャラの人形を作ること」だけど・・・)

まずは技術を学ばないといけないので「歌舞伎モノ」と呼ばれる、歌舞伎の演目を題材にした人形を作ることにした。選んだのは、歌舞伎一八番「暫(しばらく)!」に登場する鎌倉権五郎景政(かまくらごんごろうかげまさ)。資料の本を何冊も買ってなんとかデッサンを仕上げる。

「さてデッサンも出来たし・・・」と、すっかり完成した気分になっていたら・・・・これが実際に粘土と向き合うと、全然デッサンの通りにいかない。人形師の先生方には「ほーしばらくをつくるとね!!」と笑われてしまった。なんだか「そんな難しい題材は未経験者には無理だと思うよ・・・」って雰囲気だったなあ・・・。

やばい!!「まさかの新作」だけでもへとへとなのに、更に無謀な挑戦を始めてしまったかもしれない・・・題材を変えた方がいいのかなぁ。 

2002年7月15日 (月)

プレゼントゲット中!!

プレゼント大会の復活は昨日の日記に書いた通り。今日から、各方面に連絡して「プレゼントする品物の提供」を頼む。もちろんギンギラオリジナルグッズも用意するが、プレゼントだもん、多い方がいいでしょ?

さっそく、ある会社から、商品提供OKの連絡をもらう。(何かはもちろん秘密!!)

夜、バクーのHプロデューサーから電話があったのでプレゼント大会の話をしたら、「まかせてください!!」との心強い返事が「間髪入れずに」かえってきた。「そんなこともあろうかと、観覧車のペア乗車券を提供するつもりでした。」とのこと。さすがHプロデューサー、わかってくれている。(今回、数々の問題点を乗り越えてバクーでの公演が実現したのも、このHプロデューサーのおかげなのだ!!)

いつも頼りにしている西鉄ホールの「Nプロデューサー」といい、バクーの「Hプロデューサー」といい、ギンギラは、「ホント出会いに恵まれているなぁ」と思う。

お客様の期待を裏切らないのはもちろんのこと、こうやって公演を支えてくれる関係者の気持ちも裏切らないようにしっかり頑張るぞ!!

2002年7月14日 (日)

今回はプレゼント大会も復活!!

今日の稽古で、「8月公演でお客様に喜んでもらうアイデア」について話す。まずなんといっても1番大きいのが(時間もないし、よせばいいのに)「すっかり新作にした。」ということ、これ喜んでもらえるでしょ?

あとプレゼント大会の復活も決定。ドームでやってる頃は、公演が終わった後にプレゼント大会をやってたもんね。さっそく、オリジナルグッズを作ることに(何が出来るかは秘密!)

「せっかく東洋1の観覧車があるんだから、そのペア乗車券かなんかをプレゼントしたら」との意見が女子から出る。ウン確かにそうだ。明日にでもバクーの担当の方に相談してみよう。

さらに、「どうせなら、記念写真大会もしようか」との話になる。ホールでの公演の時に、写真を撮っていたら他のお客さんの迷惑になるので困るが、今回は、途中に「撮影OKコーナー」を作って、楽しくお客さんと盛り上がるのはどうかということになった。

何だか8月公演は、かなり盛りだくさんな公演になりそうだ!(詳しいことは、追加DMを発送することになったので、そのDMをお楽しみに!) 

2002年7月13日 (土)

「愛と青春のバスたち」あらため・・・

な、なんと、すっかり「新しい脚本」になってしまいました!!

しかし、「再演」って告知しておいて「すっかり新作になってしまう」とは・・・というわけで、タイトルも「愛と青春のバスたち」あらため「西鉄組vs昭和組 路線なき戦い」にかわります。タイトルから分かるように、内容はバリバリの「任侠モノ」!!

ね、ホント全然違う作品になってるでしょう?

2002年7月12日 (金)

今日は先行予約の日

夜に連絡が入ったが、金曜の夜と、土曜の1番遅い回が売り切れたとのこと。(一般発売の分は別)他の曜日も順調に8割近く売れている。今回初めての会場なので、ちょっと心配していたが順調な売れ行きにホッとする。良かった良かった。

大塚ムネトの不定期日記